性別がグレーなWP-D Greyよ。よろしくね。はじめての寄稿だから釣りっぽいタイトルにしてみたんだけど、どうかしら。
さて、今日は英語のお話よ。Web制作にまつわるお仕事をしている人なら、「英語って重要だな」って日々感じてるわよね。「真のプログラマを目指す人が最初に学ぶべきたった一つの言語」というタイトルでたった一言「英語」って書いてあるブログ記事を見つけたり、ある日突然社長が「今日から社内公用語を英語にします」と言い出したり、重要性を感じる場合は色々だと思うけど。
そもそもWebの技術は英語ベース
そもそもWebに関する技術のほとんどは元が英語よ。HTML、CSS、JavaScript、PHP、全部英語ベースよね。W3Cのドキュメントなんかも元は英語で書かれてるわ。大事な文書は待っていれば翻訳されるけど、タイムラグは当然あるし、すべての文書が翻訳されるわけじゃないわよね。となると、英語のできない人は英語のできる人に比べて入手できる情報量が少なくなっちゃうわ。
本業のかたわら英語の勉強をやるのは大変
Web業界に勤めていると、勉強することが沢山あるわね。新しい技術は次から次へと出てくるし、仕様もどんどん変わるわ。はてなブックマークの「あとで読む」タグを消化しきれてないというのが現状じゃないかしら。そんな忙しいあなたにとって、英語の勉強のために時間を割くのは難しいわよね。今はSkypeで英会話練習ができるサービスとかもあるけど、生活の中に英語用の時間を確保しなければいけないことに代わりはないわ。
翻訳で一挙両得♡
そんながんじがらめのあなたにお勧めの方法があるわ。それは「翻訳」よ。世界には未翻訳の良質なコンテンツがたくさんあるから、これを翻訳してシェアするだけでも凄く価値があるわ。大きく分けて2つの利点があるわね。
- 未訳の情報 = 新しい情報
- 逐語訳で英語力アップ!
結論までずいぶん長くなっちゃったけど、WPerのあなたにはCodex日本語の翻訳をお勧めするわ。本家英語版のCodexには日本語版よりも沢山のコンテンツがあって、まだ翻訳されていないものが沢山あるの。そういうのを片っ端から訳していけば、WordPressにも詳しくなれるし、英語力も身に付くし、一石二鳥よ。
Codexに登録するのはそんなに難しくないわ。コミュニティポータルに書いてある通りよ。
もしあなたが空気を読みすぎるシャイなあんちくしょうだったとしても、あまり気にすることはないわ。こういうボランティアベースのWikiってほとんどの人は読むだけだから、書いてくれるだけでも大歓迎のはずよ。
おまけ たまには自分のブログで公開するのはどう?
Wikiっていうのは編集した人が前面に出てくるシステムになっていないから、モチベーション落ちてくるかもしれないわね。そんなアンニュイな気分になったときは、自分のブログで何か一つ翻訳してみたらどうかしら。Adsenseでお金も入るかもしれないし、いっぱい「いいね!」がついて気持ちよくなれるかもしれないわよ。
ただし、その場合はあまりゴツいのをやらない方がいいわね。Codexみたいなリファレンスを全部一人で訳すのはちょっと大変だから、ちょっとしたネタがいいわね。
著者情報
- WordPressと家庭菜園が趣味のネカマよ! よろしくね!
最新の投稿
- 考える。2013年12月17日セミスタックエンジニアが中途半端なスキルでこの先生きのこるには
- プログラミング2013年7月16日振り返ればヤツ(Backbone.js)がいる
- 考える。2013年6月24日WordPressロゴのフォントMrs Eavesに隠された一ひねり
- 制作あるある2013年3月29日WPerが挑む! はじめての大きな仕事