このテーマを使ってみたい!2013年 WordPress公式ディレクトリに掲載されたおすすめテーマ

2013.12.16 | WordPress
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WP-Dネイビーこと鳥山です。ちょうど年始より参加したものの気がつくともう年末、半年ほどさぼってしまったので少しでもアウトプットしておかねば。どうか悪あがきと言わないでください。

本業でWordPressに触れる機会が少ないながらも、WordCampやWordBenchでお会いした方々に刺激をいただき、今年は公式ディレクトリに2つのテーマを登録しました。最近の傾向ではレスポンシブはもちろんフラットだったりグリッドだったり、2013年に公式ディレクトリに掲載されたなかから私が気に入ったものをピックアップします。

Hueman

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グリッドレイアウトの3カラムテーマをベースにしながら、ページごとにレイアウトをカスタマイズできたり、どのページでどのウィジェットを表示するか、色選びももちろん自由、これはもうプレミアムテーマでしょ?といいたくなる機能です。種類豊富なアイコンフォントFont Awesome Iconsもお手本にしたいところ。そして、このテーマを使おうとすると Contact Form 7Responsive Lightboxなどプラグインを推奨されるという、テーマ作者ならではのわがままもアリと知りました。

Stitch

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チョコミントのような配色がたまりません。丸みを使ったロゴデザインも今年の特徴です。レスポンシブな縦メニューはどうやるのか?ここから研究させてもらいました。複数フォントの組み合わせが洗練されて見えるのは欧文だから?でしょうか。作者のCaroline MooreさんはAutomatticのデザイナーのようです。かわいらしいテーマを多く公開しており好きなテーマ作者のひとりです。彼女のデザインを身近に見たことがある人もいるのでは?

Lobster

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Twitter Bootstrap 3を利用したすっきりテーマは、GoogleフォントのLobsterを使っているのが名前の由来でしょう。テーマオプションでページの幅やコンテンツの幅、カラム数など指定することでページレイアウトを決めます。このようにCCSフレームワークやスターターテーマを元にしたり、デフォルトテーマの子テーマとして作成したテーマも公式ディレクトリで公開されています。

Fruitful

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オレンジの配色とみかんのロゴがきいてます。余白をたっぷり使ったおしゃれ感に加え、テーマオプションにてロゴの設置やフォントの設定、スライダー設置、ソーシャル設置、コピーライト指定などを行うことができます。テーマのなかでこんなに様々な設定が可能とは。さっそく真似したくなります。

Highwind

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コンテンツをきわだたせるフラットテーマです。Waviaeiで使われているのを見て気に入りました。適度な余白があり和文でも読みやすいですね。作者はプレミアムテーマを配布しているWooThemesのメンバーのようです。ヘッダーの丸のなかには運営者のGravatarが表示されます。

sonoichi

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作者はWP-Dアイボリーさん。デザインの流行を前面に出したテーマが目立つなか、本来テーマはこうあるべきかと気付かされる作りです。最新機能を備えつつ見た目はシンプル、子テーマでカスタマイズされやすいように設計されています。このテーマに関しては書籍「公式ディレクトリ掲載テーマ」で学ぶ WordPressサイト制作入門で解説されています。

Twenty Fourteen

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WordPress3.8ではこのTwenty Fourteenがデフォルトテーマとなります。アイキャッチを印象的に見せるマガジン風です。Automattic テーマチームの入江隆さんという方が作られたそうです。こんなかっこいいテーマにどのようなコンンツを合わせればよいのか?私の場合まずそこから悩んでしまいます。使ってみたいですね。

まとめ

2013年に公開されたテーマではフラットデザインやグリッド風が目立ちました。レスポンシブWebデザインはほとんどのテーマが対応しています。Webフォントやアイコンフォントが広まったのも特徴です。

私がテーマを配布していて感じるのは、トレンドのデザインよりもシンプルなブログ風のほうがコンスタントにダウンロードされ続けることです。WordPressではやはりブログ、とくに技術系の記事を書くユーザーが多いためかもしれません。ビジュアルを重視したりビジネスに利用したい場合は、自分で作り込んだり有料のプレミアムテーマが適していることもあるでしょう。
WordPressがバージョンアップするにつれてテーマでできること、やらなければならないことも増えてきます。楽しみでもあり、悩みでもあります。

2014年はどんなテーマがでてくるでしょうか?