若い人、と書くとつまり若くなくなったんだなと書いててしんみりしてしまった中堅社員 WP-D Red です。おはいお、おはいおー。
会社にいると、後輩やら新入社員の仕事ぶりや基本行動に対して、落胆することってありますよね? まだ若いと思ってたのに、年下の彼らに対して、最近の若いもんは…と思ってしまうこと、あると思います。
先日、パワハラ・セクハラ研修的なものを受けてきたわけですが、その中でイマドキの若者世代に見られる3つの傾向を教えてもらったので、シェアしたいと思います。部下や後輩の育成、指導にお役に立てていただければ幸いです。
傾向その1:無理強いされるのが嫌い
イマドキの若者世代は無理強いされるのが大嫌い。
組織において、上司からの業務命令は絶対のはずですが、それは我々の論理。
「いいからやれよ」「とにかくやれよ」は彼らには納得感を得られません。「なぜやらなければいけないのか?」彼らは理由を求めています。
傾向その2:無駄をさせられるのが嫌い
イマドキの若者世代は無理強いされるのが大嫌い。
あなたが新入社員だった頃は、何事も勉強だからやってみろ、なんて言われたかもしれません。実際、当時はその大切さがわからなかったけれど、人生に無駄な経験なんて何もなかったなぁと僕は思ったりしていますが、ビジネスパーソンとしての道を歩み始めたばかりの彼らにそんなことが分かるはずもなく。
一見して無駄に見える仕事をお願いしても抵抗されることでしょう。
傾向その3:恥をかかされるのが嫌い
イマドキの若者世代は恥をかかされるのが大嫌い。
部長がウダツの上がらない担当者をみんなの前で叱責、なんていう光景は僕の世代ですらあまり見なくなりましたが、ああいったことはまったくもって逆効果。叱られて士気が上がるなんて夢のまた夢です。
他にも一人だけ数字が上がっていない若者の成績だけ色を変えたり、進捗の遅れを強調したりするのも彼らが嫌うやり方になってしまいます。
対策:インフォームド・コンセントで予め理由を伝えることが大事
その一方で、認められるのが好きなのがイマドキの若者世代。ここに彼らを動かし、気持よく仕事をしてもらうカギがあります。
どうしてもお願いしなければいけない仕事、もしかしたら無駄になるかもしれない仕事、そういった仕事をお願いするときには、予め理由を伝えるようにします。その際には、なぜその人にお願いするのか(なぜ他の人ではダメなのか)を念入りに説明します。
「この前の仕事ぶりを見ていて、君ならこの仕事を早く仕上げてくれそうだから」「仕事が早く丁寧だから」といったように、若者世代の長所を認めてあげながら、納得感を得られるようにするのがコツです。
お互いに気持ちよく仕事ができるように、ちょっとした配慮を、というわけです。
え、セクハラ・パワハラ研修はどうだったのかって?
パワハラにあった時の対処法を教えて貰えるもんだと思って参加したら、講師に「おまえらも裁判所はパワハラの加害者として扱うぞ、ゲフゲフ」「仲良くしていた異性の同僚であろうとも、関係が悪化したらセクハラで訴えられる可能性があるぞ、グフフ」と脅されて帰って来ましたよ。
しょんぼり WP-D Red でした。では、またね。
著者情報
- 戦隊の赤担当。世を忍ぶ仮の姿はサラリーマン。ドラクエと旅行が三度の飯より好き。
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