今時ウェブ屋に事務所なんて必要なの?

2013.03.13 | 考える。
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20130312

歯が痛くて歯医者に行ったけどヤブ医者で全然治らなくて涙目な WP-D ボルドーです ;w;

現在は、無線でどこでもインターネットが繋がるし、仕事のデータもクラウド上に置ける。
コワーキングスペースなども普及するなど、様々な要因によってオフィスが無くてもどこでも仕事が出来る時代になりました。

そこまで便利でなくても、一人のフリーランス(個人事業主)であれば自宅で作業すればよいわけで、とりわけ事務所を借りなくても仕事は出来ますよね。

今フリーランスの方、そしてこれから独立しようとする方のために、ウェブ制作者に事務所って必要なのか?
どんな場面で事務所が必要になるのかを見ていきたいと思います。

人が来訪する場合

打ち合わせの時など、人が来る場合ですね。
しかし、喫茶店などで打ち合わせたり、相手の事務所に往訪するなどすれば良いので、事務所が無くてもやりくりは可能です。

とは言え、事務所を持っていると、自分から移動しなくても相手が事務所まで来てくれるので、打ち合わせ場所への移動時間が節約出来るというメリットがあります。忙しい時など時間が節約出来るので地味に助かります。

但し、特に用事も無いのに来訪されて時間を奪われるという危険もありますので、そのへんはうまくかわしましょう(・w・;

書類や備品など、物理的な置き場が必要な場面

ウェブ制作者の場合、仕事の書類はメールによりやりとりが基本だと思いますし、スキャンしてデータで保持すれば良いので、余程人数が多かったりしなければ別に事務所はなくてもそこそこやりくり出来ると思います。

ただ、一人ではなく、数人の会社規模になってくると、書籍などの共有場としても活躍してくれます。

信用が必要な場面

クライアント向け

やはり『発注者からの信用』は大きなポイントだと思います。

少し金額の大きい案件になると、初回発注の際には「ご挨拶」と称した事務所の偵察が行われる事が多いです。

面識の薄い相手に対して、金額の大きい仕事を発注する場合、当然ながら相手が信用出来るかどうかを判断する必要があります。

事務所が無い企業・事業主となると流石に身軽すぎるので

「大きい仕事を発注してるのにいきなり連絡とれなくなったら・・・」

と心配になるのはごくごく自然な事でしょう。

なので、少しでも相手の情報を得るために事務所を見たがる方は多いです。事務所を見れば、大体の規模などがわかりますし、社員などの様子・雰囲気から経営状況なども推察する事が出来ます。この『事務所の視察』での印象が発注への最後のひと押しとなる事も多いので重要なポイントだと思います。

逆に言えば、発注者から信頼さえ得られれば事務所なんて無くても仕事は来ます。

facebookなどで普段の仕事ぶりや、他の人とのやりとりを見れば、大体の人となりや他の人との繋がり具合は見れますし、ブログによって仕事ぶりや人柄を開示する事によって信頼を獲得すれば、ある程度カバー出来ると言えます。

ヴァーチャルオフィスは?

ちなみにヴァーチャルオフィスに関しては、ある程度リテラシーの高い発注検討者なら住所を検索するので、ヴァーチャルだって一発で分かります。

単純に自宅の住所を知られたく無いという若い女性などが利用するなら仕方ないですが、発注者からすると、事業所の住所がヴァーチャルオフィスで、自宅の住所も不明では、常に行方不明になるリスクがあるので怖いと思います。

余談ですが過去にお会いした方の名刺に「事業拡大につき◯◯◯◯◯(有名なビル)に移転しました!」って書いてあって、階数調べてみたらヴァーチャルオフィスでした…

求職者向け

事業は軌道に乗って仕事が多くなったので人員募集をかけるとします。

求職者からすれば、いくらIT企業でノマドな時代とは言え「オフィス無し」なんていきなり会社が消滅しそうで不安です。募集しても優れた人材の応募なんて期待出来ません。

オフィスが無いのに人員募集する企業とか、それに応募する人なんてきっと都市伝説です。

※よく考えたら名古屋にそんな伝説の企業がありました。意外と事務所無しでもいけるかもしれません。

人と仕事をする場合

コミュニケーションが円滑に進む

随時相談しながら進める仕事を複数人で行う場合は事務所があった方が良いですね。

コワーキングスペースなどでも良いのですが、業務の内容によっては機密の問題があったりすると思います。

とは言え、スカイプを筆頭に無料オンライン通話やTeamViewerなどの画面共有のサービスがあるので、直接顔をあわせていなくても、以前に比べれば非常に仕事がしやすくなりました。

ただ、常時通話接続しているのでなければ、声をかける為に「相手を呼び出す」というアクションが必要です。当然目の前にいる人に話かけるより敷居が高いので、その分意思疎通度が下がるし、チャットなどは言葉足らずで誤解を招くという事もあります。

いやいや、でも無駄に作業を止められる事も無いので・・・一長一短ですかね・・・。

ただ、一緒にいて 「虫歯が痛い ;w;」 とつぶやかれるくらいなら良いですが、いちいちスカイプでコールして 「虫歯が痛い ;w;」 と言って切られると相当ウザいと思います。

進行状況が把握しやすい

これは実際にあったのですが、オンラインで離れて仕事をしていると、意図と違う作業をしていても気付かないという事がありました。

一緒にいると画面がチラ見出来るので、違ってたらすぐに指摘出来るのですが、オンラインの場合は次の確認工程まで相手の画面は見ないので、ある程度作業を進めてしまった後で方向性の違いに気がついて随分前からやり直しという事になる事があります。

定期的に画面繋いで確認たり、作業前にもっとしっかりイメージ共有すればそのあたりもカバー出来るのですが、個人的には面倒だから同じ場所で仕事すればいいかな~と思います。

このへんは各スタッフの力量にもよりますね。WordPressのAutomattic社デジタルキューブさんのようにスタッフ個々の技術力・判断力が高ければ、事務所じゃない場所で仕事をしていても全く問題ないと思いますし、そこまで達していなければ一緒に働いて教えながらという形の方がいいと思います。

そんな2社と言えどもオフィスは存在してます。

その他のメリット

その他にも

  • 『拠点』があるってやっぱりウレシイ。城持ちですよ( ̄ー ̄)b
  • 『場所』があるので、小さな勉強会程度なら開けたりゲーム大会したり、社内外の親睦を深める場としても使える

など、メリットはあるのかなと思ってます。

個人的な見解としては、フリーランスとして一人でやっていくというケースなら事務所は不要で、会社などの組織として、そこそこの規模の企業から直請けしようとすると、事務所は必要になってくるのではないかなと思います。

・・・。

当たり前の結論になってしまいました(・w・;

と、いう事で、現在フリーランスの方や今後独立しようと考えている方の参考になればと思います。

著者情報

WPD-Bordeaux
WPD-Bordeaux企画~制作まで何でも屋
30代後半の小さなウェブ制作会社経営者。
最近はテーマ屋の印象が強いようですが、プラグインやウェブサービスも順次リリースしていこうと思ってます。