はじめまして、正統派ビジネスカラーのネイビーです。
新年明けた直後の3連休ということで、お正月気分が抜けない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私だけでしょうか?
2012年に出たコンピュータ書ならこれを読め!
さてそんな気分を払拭するべく、連休初日の1月12日(土)にジュンク堂書店池袋本店で行われた「新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2013年版」を聞いてきました。
「2012年に出たコンピュータ書ならこれを読め!」という副題が付いたこのイベントは、同書店でのコンピュータ関連書籍の年間売上ランキングを発表するものです。と同時に、2000点以上刊行されたという2012年のコンピュータ書についてふりかえる新年恒例の企画となっています。進行は「日本Rubyの会」代表理事の高橋征義さんと、オライリーはじめ出版社側代表の方々というコンピュータ書好きにはおなじみの面々でした。
2012年総合ランキング
高橋さんらの解説とともに発表された2012年総合ランキングです。
みなさんはどのくらい読まれましたか?
「アジャイルサムライ」「よくわかるPHPの教科書」「jQueryデザイン入門」は、2011年の総合ランキングにも入っていましたので、すでに読まれた方も多いでしょう。技術の移り変わりが早いこの業界においても、ベストセラーがあるのですね。また、過去に人気のあった素材集や画像ソフトのHowTo本が姿を消し、モバイルやjQuery、データベースなどデベロッパー向けの書籍が目立つ傾向です。
1位の「リーダブルコード」は読みやすく信頼できるコードを書くための指南書で、出版元はオライリージャパンです。意外にも同社の本がランクインするのは初めてということでした。
WordPress本は?
気になるWordPress本は?といえば、5位に「本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書」が入っています!このイベント今回で5年目ぐらいでしょうか。昨年まではWordPressに関する書籍は月間ランキングにちらほら登場していたものの、総合ランキングに入ったのは今回初めてです。
他にも2012年の月間ランキングを見ると3月の10位に「WordPress 3.x (速習デザイン) 」や、9月の14位に「WordPress 3.x 現場のワークフローで覚えるビジネスサイト制作」が出てくるなど、WordPress好きとしては嬉しい結果となりました。
他には?
ベストセラーや話題書だけでなく「ニートの歩き方」、「仕事と私どっちが大事なのって言ってくれる彼女も仕事もない」といったネタ本や、「中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?」、「Mapion・日本一の地図システムの作り方」といった企業本など、見逃せない本の数々が紹介されました。
個人的に気になったのはGoogleの入社試験を解説したという「世界で闘うプログラミング力を鍛える150問」、プログラムでお絵描きする「ジェネラティブ・アート -Processingによる実践ガイド」です。
高橋さんの弾丸トークをもってしても、予定時間を大幅に超え2時間ほどのトークセッションとなりました。毎年のことながらこのなかで自分が読んだ本というととても少ないのですが、聞いただけで業界のトレンドを知った気分になってしまいます。これにとどまらず、本屋で見かけたら手にとってみたいですね。
でもコンピュータ書ってお高いんでしょう?とお嘆きのあなたに「リブライズ 〜すべての本棚を図書館に〜」というサービスを紹介します。
コワーキングスペースはじめ全国のブックスポットとよばれる場所にある蔵書を検索して、無料で借りることができます。気になる本がありましたら、ぜひお近くのブックスポットを覗いてみては?
お正月気分もそろそろ終わりですね。
では、明日から本気出して行きましょう!
著者情報
- ひょんなことからWordPressに出会いました。
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