ども、WP−DPurpleことメガネことmgn大串です。
人生相談を続々と頂いております、今日はその中から一つにみんなで答えてみましたー。
WP-Dの執筆陣構成は、だいたいフリーと社員とが半々ぐらいです。でも新卒で一つの会社にはいったまま来ている人は少なめで、いろいろ渡り歩いて現在WEBの仕事をしているという人が多い印象です。それぞれ人生いろいろなところもかいま見られますよ。
なかなかの長文ですが、とてもよいコンテンツになったと思いますので。ぜひお読み下さい。そして自分はこうだよーといったご意見もおまちしておりますー。
寄せられた相談
題名: 30代からのwebデザイナー
メッセージ本文:
はじめましてこんにちは、 ◯◯◯◯と申します。よろしくお願い致します。私は年齢が34歳で、只今6ヶ月のwebデザインの職業訓練を終えて独学を続けています。訓練では
・XHTML
・CSS
・Ps Ai Dwなどのソフトの操作
・デザインするときの考え方
・レイアウトのセオリー
・グループ制作
などのカリキュラムを終えました。訓練を終えたくらいで就職が出来るような甘い世界では無いのは承知でしたが、学習を進める程、身につけなくてはならないことの多さに焦っていたりします。年齢的に見て制作会社で就職を希望するのは不可能に近いのでは?という不安に駆られている状況です。
就職が厳しいのなら、
①アルバイトをしながらでも知り合いの自営業者さんのHPを作りコツコツとスキルと実績を積みながらフリーで行くか?
②クラウドソーシングなどでも仕事は見つけられるが、単価が低すぎないか?
③いっそHP制作会社ではなく、HTML5 CSS3 Javascript でアプリ開発に目を向けたほうがよいか?と悩んでいました。
web業界も飽和状態、低価格競争、海外低賃金労働者との競争など、いろいろあると聞きますが、今の現状を踏まえて私のような年齢の人間に、この業界で需要があるのかどうか、解決を見いだせる道があるとすれば、どんなことが考えられるか?プロの意見を聞かせて頂けないでしょうか?
辛口の意見でも構いません、どうぞ宜しくお願いします。最後に長文読んでくださりありがとうございました。
はい、とう言うわけで、本当に人生相談をいただきましたので、WP-Dメンバーが意見を出し合いましたー。
回答はここから
確か前にも、似たような質問あった気がするけど、どこでもいいので家から通える範囲のWEB制作会社に就職活動しまくって決めてしまってから、仕事しながら勉強するのがいちばんでないかなと。
でもこれって結局仕事と勉強を並行してやることをある意味強要してるから、それでも続けられるぐらいWEBのことが嫌いでないということが重要かと。そういえばほぼ一年中画面を見てるわけですけど、それでの肩こりとかは個人的にはあんまり感じないです。そういう素質も必要なんでないかな
おー、ガンバ!
採用してくれる会社はありそうですけどね。
ウェブ制作だけの会社よりもシステム開発なんだけどデザイン業務もある、とかの方が入り口としてはハードル低いかも。
間口を広くとってとにかく業界に入り込んで、実績を積むことが大事かと。需要は「単価を下げればある」のがこの業界だと思います。
タイミングとか、いい出会いのおかげ、というのがおおきかったと思うけど、
似たような感じで、完全独学→フリーランス→就職と進んできてるので。。
無理ってことはないんじゃないだろかー。
何をやりたいとか、なにを勉強するかにもよるかもだけど。
制作会社に入ろうが入るまいが、とにかくダミーでも良いのでいろんなサイトを作る。
(たいていの人は出来ない)プライベートな時間をいかに有効活用できるかは経験・未経験関係ないと思います。
会社に入って1年後、2年後、5年後の自分の姿を想像して上昇していける可能性がなければ次を探す。辞める時は円満に。
同業者仲間を作れるようなところにいっぱい顔を出してみる。
会社の中の限られた人を見るよりはたくさん出来る人を見るほうが為になる事も多いし、何を頑張れば良いかが見えてくると思います。
すごい酷な意見を言うと、こんな質問をせずに自分で考え動ける人でなければ難しい世界でもあると思っています。
職業訓練校でWebを教えていた事があるのだけど、
「制作会社が無理だったら、ECサイトの管理(求人が多い)とか制作の片隅にとにかく潜り込んで、尚且つ勉強を続けて職歴をつけた上でステップアップする事を考えなさい」と言っていました。
だいたい20人から30人ぐらいのクラスで制作系に就職できた人は1人か2人くらいでしたね…。
就職できた人の特徴は「DTP等でWEBではないけどデザイン業務経験がある」か「努力家で人間ができている」のどちらかでした…。
「年齢が」っていうのはこの人の自分の中の言い訳になっちゃってないかなあ。
(職業訓練って、テキスト代だけで受講できる・通う事によって給付金が支給されるということがあって、
受け身の人が多かったなあ…と、ぼそっと。)
私も独学で始めてるから、余計に厳しい目で見ちゃうのかも。
一先ずは就職ですね。実績を積んでからでないと、どんな単価のやすいクラウドソーシングも仕事もらえないと思われますな〜。
就職が厳しいからフリーになるというのは本質的にどこか違う気がしますね。因みに自分にとって当日は就職という意味がわからなかったのでフリーからはじめてみました。
フリーランスで仕事していける人は、質問する前にもうこの時点でやってる気がするw
つまり、悩むな行動せよ
と言うことで良いのではないですかw
コミュニティの中には他業種から入ってきた人もいっぱいいますよね。
30代からスタートとしてもそれまでの経験は何らかの形で生きてくるので、そこも視野に入れながら活動すれば良いのかもしれませんね。
この人の書いていることはこれから就職しようとする新卒の学生と同じことで、そもそものゴールがわかりませんなー。
単に会社に就職したいのか?Web Design は食べていくための糧なのか?自分でアプリやサービスを作りたいのか?
自分として何を大事にしたいのか?ってのがないと、需要?あるわけねーだろ、需要に合わせろ、で糸冬じゃないかな。
運と努力次第なので探し続ければあるでしょなぁ。
まずは、やりたい、とか、動く、とかでしょうねー
新卒採用の面接してると、たいてい毎年1人くらい、こういう人来ますw
ちなみにわたしは26くらいからデザイン目指したけど、皆さんはどの変で転職?転機がきたんでしょうw
いやぁ、34だと焦る気持ちもわかりますし、どうすればわからないというのもあると思いますよ。
とりあえずアルバイトで良いので業界に潜り込むと良いと思います。僕は27くらいの時に工場系からの転職でしたが、正社員応募は軒並み落ちたのでバイトから入りましたよ。
あとは並行してブログ書いたり勉強会出たり日々努力。WordPressのテーマ作って公開するのもいいよ!w
ちなみに僕の場合は平日夜間や祝日に自腹で行く専門学校行きましたが、生徒の中で実際に転職してウェブ業界にいるのは1割くらいでしたね。
私は最初バイトでウェブ制作をして実務経験つんで、それから就職活動しました。正社員にこだわらなければ取ってくれるとこもあるのではないでしょうか。
あと最初から単価が高い仕事をしようというのは難しいかもですね。
デザイナーかアプリ開発か、で悩むということは、そもそもデザインの素養もプログラムの経験もないってことですよね。その方向で就職は無理では。ディレクターにならないのかな?前職で何をされてたんでしょうね。HTMLなどの技術の話が分かり、なおかつ前職で人をまとめていた経験があれば、そういう需要はあると思いますが。
デジハリの総合プロぐらいだとちょっと球数すくない感じですねー。歳も歳だし。
・サーバサイドの知識
・アプリ開発
・Railsなどのフレームワークの知識
などなど、別にプロレベルでなくてもいいので、やってみた方がいいと思います。
あと、実際にAppStoreやGoogle Marketに出品してみる、サイトを運営してみるなどの経験は自分で積んだ方がいいですね。
通り一遍の常識を身につけるだけでけっこう違って見えるもんですよ。
年齢のことについてですが、、、
34歳だったらまだまだ全然イケる気がする!60歳までに26年もあるし、40歳になるまでだって6年もあるんだから、ちょっとずつでも前に進んでいけば、何か起こると思います!
僕も昔ウェブ制作でやっていこうと思うって言ったら、先輩に無理だからヤメロって言われたんですけど、そういうの聞かなくていいと思います!やらないよりマシだしwお互い頑張りましょう!死ななければいいんだしくらいの感じで!
一人でやるにしても、就職先を探すにしても、実際に作ってみる系、公開してみる感じ、作ったら自慢してみるとかそれをもとに誰かに話しをしに行くとか、とりあえず受注しちゃってみるとか、動き方は何でもいいと思います!
わたしも、興味が続くかぎりはぜんぜんイケると思いますよー
私も体調不良で退社した後に独学で半年ほどPhotoshopの基本的な使い方と基本的なHTMLとCSSを学んで、契約社員・派遣社員・正社員と実は結構職場を転々としていって、今思えば転職の度にスキル上げられたかな〜と。
会社員時代にWEB制作系・システム系と面接官もしましたが「おお!この人は良い!」と思える人は本当に一握りですし、周囲の人にも「どこかに良いデザイナーはいない?」とも聞かれるので、飽和状態にあると思われがちなWEB制作業界ですが、この人と仕事したい!と思われるデザイナーは本当に一握りかなと。
HTML・CSS・基本的なデザインスキルに加え、時代の流れに合った+アルファな強みを持つべきですね。私が半人前のWEBデザイナーだった5~6年ほど昔は基本のスキルに加え、FlashActionScriptさえ出来ればどこでも引っぱりだこでした。
今はスマートフォンありきのサイト制作が基本なのでレスポンシブ対応のCSSフレームワークバリバリこなせて、多少まともなポートフォリオがあれば、採用率高いでしょうね(あ、私が面接官ならば!)
いまは基本スキルに加えWordPressができれば引っ張りだこでしょうね
何年かに一度、変革の波が来るから、そのタイミングで、その分野のブログとか勉強会とかやれば、その分野の第一人者さ!その次のタイミングに乗る準備をして、そのタイミングで頑張るんだ!
というわけで、明確に答えを出すわけではないのですが、メンバーの意見はこんな感じということでご参考にしていただければと思います。
引き続きWP-Dでは皆さんからの相談をお待ちしております。
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