ウェブディレクターのためのWordPressサイト運用事例という内容で登壇して来ました。WordCamp Kobe 2013

2013.06.18 | イベント | ディレクター一問一答
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どうもpurpleです。 

6月15日(金)に三宮(兵庫)で行われたWordCamp Kobe 2013に参加してきました。スムーズな運営、最適な場所選びとキャパ、来場者にマッチしたコンテンツ。どれも非常に高いレベルで構成されており、ただただ凄いなー。楽しいなあーという感じでした。運営スタッフの皆様お疲れ様でした。ほんとうに本当に素晴らしかったです。

さて、わたくしPurpleは4時間目 

ウェブディレクターのためのWordPressサイト運用事例

ウェブディレクターが制作・運用にWordPressを採用することで得られるメリットは?デメリットは?運用していく上で気を付けること、楽なところ、失敗したことをご紹介します。

において、WP Total HacksやBookPressの開発などをされている宮内さんと一緒に、40分の時間を半分づつにしてセッションを担当させて頂きました。スライドはこちらです。

WordCamp Kobe 2013 ウェブディレクターのための WordPressサイト運用事例 (前編)

WordCampKobe2013 Example employment WordPress site for Director megane from Hajime Ogushi

きっとセッションの動画なども出るでしょうから、その時どうやって喋ってたかはそれを見て頂くとして、ざっくり内容補足をします。

■ 最初のヘアサロンさんはこちら

annei
高幡不動美容院 HAIR annei ヘアーアンネイ

なかなか日々更新というのは出来そうで出来るものではありません。それでもなんとかほぼ毎日更新してくださっていることはありがたいですし、それが結果につながっているとすれば嬉しいことですね。私自身もカットはここで、お世話になってます。話しやすいし、私の剛毛且つ超毛量にもしっかりすいてくれるので大好きです。

■ アクセス解析の部分

特におしゃれなアクセス解析 Chartbeatはオススメです。有料で5サイトまで月10ドルぐらいです。
Chartbeat
https://chartbeat.com/signup/

■一緒にやるのところ

この辺りが今の私のメインの仕事です。企業内で一緒になってやる。なんでも屋さんだったりもしますね。

CNH

CMH – Contents Management Human
は造語ですが、うっかり流行らないかなと思ってます。「納品のない受託開発」とは 〜 これからの時代にあったソフトウェア受託開発のビジネスモデルにも書いてあるような形態は増えていくとおもいます。

■未来のところ

本当に当日のお昼間に話してたら プライム・ストラテジーの大曲さんがプラグイン開発してくださいました。無茶ぶりだったのに実現してちょっと感動しました。WordCamp Kobe 2013中に作ったプラグイン「Stop the Bokettch」を公開これはWordPressのサイト公開時によくある、検索エンジンにインデックスさせないという設定を明示的に示してくれるものです。ありがたや、ありがたや

ディレクター
この未来のところが一番伝えたかった所で、即時性と継続性というところです。

即時性 : 制作ワークフローの変化

については、当日のアンカンファレンスにて、レスポンシブデザインについて話し合った時にも出ましたが、レスポンシブだったりWEBフォントだったりすると、従来のPhotoshopでカンプをつくって紙に印刷してどうこうってやってたら、追いつかないんですよね。なので、打ち合わせ中にでもすぐに変更したり、アイディアを取り入れたりしないといけない。

なかなかデザイナーやプログラマーが常に同伴して打ち合わせと言うことは難しいですから、ディレクターが例えばCSSフレームワークを使ったりしてその場でババっとレイアウトを決めないといけない局面も出てきて当然だと思うのです。そのためにMixtureを使ったりするのもいいと思います。

継続性 : 運用後のコントロール

については、実際に納品してからの話しですね。バージョンアップやバックアップなどを行うのはもちろん、アクセスアップの施策を一緒に考えたり、ソーシャルとの活用を推進したり、なるべく無駄な負荷をお客さんにかけずに最適に更新できるようにしたり等々、こういったことも必要になりますね。そんな時も都度都度見積もりと言うことは面倒だし、時間がかかってしまいます。例えば月額いくらで、やれる範囲はどんどんやりますといった、信頼の上で成り立つ契約もありえるかなと考えています。

即時性にしろ、継続性にしろつまりは、ディレクションというエリアを超えた、デザイナーだったり、プログラマーだったりが従来担当していたような仕事の範疇も出来ないと、これからのWEBサイト制作、運用においてお客さんに満足してもらうサービスの提供ができなくなるかもということなのです。

ということで、自分自身も足りてない所をどんどん補うべく学ぶ必要があるのですが、そんな時に効率のよい学び方が自分のメディアをつくるということかと最近は思うようになりました。私の場合は、このWP-Dを運営しているわけですが、その中で学ぶことは本当にたくさんあります。こういうのってやってないと学べないし、すぐにお客さんの所でも役立ったりします。なので自分のメディアを持つ、これオススメです。マネタイズ出来れば、お小遣いになるし、もしかしたら請負案件を無くす足がかりになるかもですしね。

そんな感じで、ざっくりと書くはずが随分長くなってしまいました、こんなに書いてますけど、私はディレクターとしてまだまだ勉強中で、日々開発者やお客さんに迷惑をかけてばかりです、これからもがむばりますのでなにとぞよろしくお願いいたします。

最後に、WordCamp Tokyo 2013は 9月14日(土)に開催します。
舞台に立とう
場所は去年と同じ大田区です。ぜひぜひお越しください。神戸に負けないぐらいいいものになるよう、スタッフ一同頑張ります。よろしくお願いいたします。

ではでわ。

著者情報

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WPD-Purple
30代半ば ディレクター兼デザイナー