WordPress関連書籍の中より、ユーザレベル別にオススメを紹介します!

2013.06.10 | 初心者向け | 玄人向け
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どもPurpleです。 週末はWordCamp KOBEですね。チケットは完売ということで、なかなかの競争率だったようですが、皆さんは取れましたでしょうか?
さて、質問がいただきましたー

WPはなかなか操作が難しいようです。

このサイトでWPの本の紹介をしていましたが、 どの本がいいのか、わかりません。

初心者でも、理解できるお勧めのWPの本はありますか?

うむ、確かにWordPressの本が沢山出ていますね。

Amazonのランキングでもこの通り

相変わらず、なぜかMicrosoftのwordのランキングに多くのWordPress関連書籍が含まれていますが、それはさておきPurpleとWP-Dの面々がその中から特におすすめの書籍を読者のレベル別のご紹介いたします。

超初心者 WordPressが初めてという方に

いちばんやさしい WordPress の教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方


WP−Dのメンバーによる執筆の初心者向け本です。WordPressのサイトを自分で持とうと思った時にまず躓くであろう、サーバやドメインの取得、そしてWordPressのインストールといった内容についても詳しく紹介しています。WordPressの使い方や、テーマ、プラグインといった内容についても「初めてでも挫折しません」というキャッチコピーでも示している通り、ソースコードを触ることなくWordPressを動かすことができます。お勧めです。

自分で作れる!おしゃれなWebサイト WordPressで初めてでも簡単にできる

ポートフォリオサイト、ブログサイト等、おしゃれなサンプルテーマが複数含まれています。サーバ及びドメインの取得からWordPressインストールといった、WEBサイトを公開するために必要な手順も分り易く記載があり、はじめて自分でWordPressのサイトをつくって公開したいという方にはオススメです。

脱初心者 WordPressを使ってサイトを作りたいという方

少しレベルアップします。どちらもHTMLとCSSの知識はひとまず必要となります。

基礎からのWordPress (BASIC LESSON For Web Engineers)


人気ブロガーでもある高橋のりさんの本です。WordPressの基本から小規模サイト、中規模サイトの作成とステップアップしながら学べます。テンプレートタグとそのパラメータについても丁寧で分かりやすい説明があるので、自分でテーマをカスタマイズしたいというような要望にも対応できそうです。

本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書


東京のWEB制作会社 プライム・ストラテジーさんの本。 おそらく昨今のWordPress関連書籍の中で一番売れていると思います。実際にこの本を利用した勉強会なども沢山開かれていますね。HTMLだけで作られたサンプルサイトをWordPressのテーマに作り変えながら、WordPressのカスタマイズを学べます。企業サイト制作において必要となりそうな、構築後の運用面における内容もあるので、フリーランスでWordPressの構築を請け負いを始めたいというような方にも良いと思います。

中級者以上 制作者としてシッカリとWordPressのカスタマイズが行えるようになりたい

ここからは一気にハードルが上がります。

PHPによるWordPressカスタマイズブック―3.x対応


WordPressのテーマはもちろん、プラグインを開発したり、DBと連携して何かしらの作業を行ったりという感じで、いよいよカスタマイズの内容がプログラミングになりますね。

WordPress 高速化&スマート運用必携ガイド


多くのプラグインを開発されており、最近では超高速 WordPress AMI 網元などで実際にWordPressの高速化環境の提供をされているwokamotoさんと、こもりさんの共著です。 WordPressを高速化するための技術および、サーバサイトでのテクニックが書かれています。

よくわかるPHPの教科書


WordPressはPHPで書かれています。関数を扱ったり、条件分岐を行ったりするためにはPHPの知識が必須となりますね。本書ではそのPHPについての内容が初心者向けに記載されています。初心者向けの本ですが、WordPress分野からの視点ということで、中級者以上としました。

その他、目的別のおすすめ本

プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典


はい、でました当ブログWP-D監修の本です、公式登録数2万を超えるプラグインの中より、目的にあったプラグインを探すのはなかなか骨が折れます。そんな時はこの本がオススメです。WP-Dメンバー20人以上が一緒に考え、用途別にコレが便利だ!と言えるプラグインをまとめて紹介しています。

小さなECサイトのWordPress+Welcart導入・設定ガイド[Welcart公式ガイド]


WordPressにショッピングカート機能を追加するプラグイン Welcartの詳しい使い方が掲載されています。著者はWelcartプラグイン作者でもある南部さんと、WordBench福井の森川さんです。自前のショッピングカートでビジネスを始めたいという要望の方にはこちらがオススメですね。

WordPressプラグイン & WebAPI 活用ガイドブック [Version 3.x対応]


WordPressと連携してWebAPIを利用したという場合はこちら。本は大宮にあるコワーキングスペース7Fのオーナーであり、WordBench東京の星野さんと、WordPressをつかった、パスワード制育児ブログWEBサービス”ころぐ”をリリースしている西川さんです。天気予報から、オークション、中古車情報など外部向けにAPIとして提供されているものをWordPressにて利用する方法が記載されています。WordPress + APIであらたなWEBサービスをリリースといったようなことも出来るかもしれません。

本とネットを上手に使おう

ここまで、複数の本を紹介いたしました。まだまだ他にも沢山良い本があるのですが、あまり沢山紹介してもぼやけてしまうので、このぐらいで( えっ、すでに多いって。。) 。

本の良さは、一冊でしっかりとまとめられていたり、順を追って学べたりすることだと思います。ただ、頻繁にバージョンアップが行われるWordPressなので、本のタイミングではそうだったけど、今は違うといったこともあるかもしれません。ので、本を読みながら学びをすすめ、わからなかったり、躓いたりしたときは、ネットで検索したり、公式のドキュメントをみてみるということと合わせるとより良いかなと思います。

最後に本当にWEB制作者になりたかったら、どの本がいいのか?

本当にWEB制作者になりたい貴方へ。実際に紹介した本の著者の方々の中にもWEB制作者として活動されている方が多くおられます。WEB制作者になるということは、その方々と同じ土俵に立って、仕事をするということです。なかなか近道はありません。でも、とりあえず本を読んで、てっとり早く知識を身につけたいぜという気持ちもわかります。ので、その場合は

全部買う!

これが良いのではないでしょうか。実際にメンバーの中にも今回紹介した本の多くを持っているというメンバーが複数います。しっかり学びしっかり身につけていきたいですね。

著者情報

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WPD-Purple
30代半ば ディレクター兼デザイナー