WordPressはじめレスポンシブやGitなど気になる本を買いこんだはよいものの、読み切れていないネイビーです。
みなさんは、デザインやプログラミングに関する情報をどのように得ていますか?
手短に情報を得る手段としては、やはりWebが一番ですね。いますぐ検索できる上に無料です。とはいえWebには情報があふれています。そのなかから自分が必要で信頼性のある情報をどうやって引き出したらよいのでしょうか?
一次情報を探す
Web上で信頼できる情報にたどり着くには、その内容が一次情報によるものかどうかを見極めることが重要です。一次情報とは、研究を行った本人が発表した論文や、製品の製造元や公的機関が公開している資料を指します。これに対して二次情報は、一次情報の内容を引用したり要約したりしているもので信頼性が薄くなります。
WordPressの例でいうと、英語版の『WordPress Codex』 が一次情報です。
一方、日本語訳の『WordPress Codex 日本語版』 は二次情報です。
日本語チームがボランティアで更新してくださっているとはいえ、本家に比べて情報が少なく古いことがあります。最新のWordPressについて詳しく知ろうと思ったらやはり、本家Codexを参照したほうがよいといえます。
検索サイトを利用する場合は検索結果の表示順やブクマの数にとらわれずに、そのWebサイトの運用元がどういった経緯で公開しているのかに注意しましょう。そうして得たWeb上の発信源を覚えておくことも有効です。
新しい情報を探す
Webで検索を行うと、いつも同じような順番で表示されます。クリックしたら見たことのある記事だった、よく見ると5年前の情報だった!なんてこともあります。歴史に興味がない限り、数年前の情報なんていりません。できるだけ新しい情報を探しましょう。
Googleの場合は、検索結果に「検索ツール」というメニューが表示されます。クリックするとサブメニューが表示されますので「期間指定なし」をプルダウンします。そうすると「1時間以内」「24時間以内」「1週間以内」などと検索結果を絞ることができます。WordPressに関する検索であれば「1年以内」をよく使います。新機能や、最近の仕様変更、勉強会の情報について知りたい場合は「1か月以内」も便利です。
いつ公開された情報なのか?を常に意識しましょう。
裏付けをとる
忙しいなか、Webだけで情報を得たい気持ちもあるでしょう。書籍を買うにはお金もかかるし、読む時間もかかる。困っているときにたまたま見かけたコードで一時しのぎになることも、たしかにあるかもしれません。ですがそれでは自分自身が信頼を失うような仕事をしてしまうことになります。Web上で見つけた情報は、せめて複数のサイトを見たり、自分なりに検証してから使いましょう。
ネットが身近すぎる時代において書籍は情報が遅い印象もありますが、なんといっても正確さは本が一番です。著者が明確ですし、適当なことは書いてありません。著者が明確という点では、知人が発信しているブログもよく参考にします。
Webで得た情報については、あとから書籍を参照したり勉強会で質問したりして裏付けを取っておきましょう。
では、買い込んだ本を少しづつ読むことにします。
著者情報
- ひょんなことからWordPressに出会いました。
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