Webディレクターを目指す人にやってみて欲しいたった1つのこと

2013.03.08 | 初心者向け | 考える。
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おはようございます。例年この季節は周りから花粉症デビューを奨められるWP-D-Ivoryです。

前回前々回に続き、今回もWebディレクターを目指す人向けの内容をお送りいたします。

これまでの記事で伝えたかったことは

  • ディレクターである以上、プロジェクトの一通りに携わる必要がある
  • 苦手な分野でもカバーする方法は色々とあるから目を背けず上手いことやっていこう
  • 伝書鳩と同レベルのディレクターは闇討ちされる可能性が高い

だからただディレクターになりたいじゃなくて、良いディレクターになるにはどうすればいいか考えよう、ということです。

その一例としてデザイナーやデザインとの関わり方を取り上げたわけですが、
ふわっとした例だったり概念的な話を進めましたので、この話がピンとこない方々も多くいます。

「結局ディレクターになるにはどうしろっていうの?」

と、思っちゃいますよね。
そんなコメントを踏まえて今回は、ここまでの話を一度締めるべく、この記事を見る人に伝えたい結論をまとめました。

ということで表題、

「Webディレクターを目指す人にやってみて欲しいたった1つのこと」

です。

結論

「ディレクター職の就職活動をしてください」

 

はい。まだウィンドウを閉じるのは早いですよ。
せっかく無駄に長い前書きを読んでここまでたどり着いたんですから、
もう少し話を聞いてくれても良いと思います。

 

いいですか?もう少し続けていいですか?続けますよ?

 

ハッキリ言ってしまえば、ディレクターなんて会社ごとに求められているものが違うわけです。
だから、

「私のいた会社ではディレクターがデザインが出来なきゃ駄目だったんだけど・・・」

こんな意見も当然出てきます。
大きな組織で考えると分かり易いんですが、
クリエイティブディレクター、アートディレクター、テクニカルディレクターなどディレクターの役職が分かれていたりします。
小中規模の組織ではそれらをまとめてディレクターと称しているため、ディレクターと一言に言っても求められるディレクターの役割がそもそもバラバラだったりするわけですね。

会社によって求められるディレクター像が違う以上、特に明確な意志が無くなんとなくディレクターになりたいと思っている人は、先発を求めてるのか抑えを求めてるのか分からない野球チームに「ピッチャーやりたいです」とだけ希望しているようなものです。

なんとなくディレクターになりたい人は

まず、自分が入りたいWeb制作会社の目星をつけるとこからはじめましょう。
そしてWeb制作会社の目星がついたら、

  1. その制作会社が求めているディレクター像は何か調べる
  2. そのディレクター像に合わせた自分になるためにどうすれば良いか考える
  3. 目的のディレクター像になるべく行動する

この3ステップを達成して就職活動をするあなたは、きっとディレクターになれることでしょう。

なぜならこれが出来るということは、既にディレクターとしての一歩を踏み出していることになるからです。

ディレクター業と就職活動は似てる

プロジェクトに対してディレクターがやるべき基本は、

  1. プロジェクトの目的を理解する
  2. 目的達成に最適な手段を考える
  3. 最適な手段を実行する

ことです。

あなたがディレクターになるまでの過程と似ていませんか?

あなたは、

  1. どんな人材が求められているか目的を理解して、
  2. 求められる人材になる手段を考え、
  3. 具体的なアクションを実行する

するんです。

ディレクターになるための就職活動は、
あなたのディレクターとしての最初のプロジェクトだと考えてください。

そう考えると、ちょっとヤル気出てきませんか?

ディレクターとしてあなた自身を成果に上げてみませんか?

ということで、
ディレクターになるにはどうすればいいんだろうと右往左往しているそこのあなた、
まずは就職活動、やっちゃいましょう。