オンリーワンの価値基準を貫くWP-D読者の皆様、おはざます。
今日もはてぶで跳ねないYellowです。
チョコレートの数やFacebookでの「友達」の数に投稿した記事の「いいね!」数、twitterのフォロワー数など、何かにつけて数字でその価値が表されてしまっているようにみえるもの。
あなたの価値を人に決められていませんか?
あなたはあなたらしくていいはず!
と言われ続けてうんざりしている皆様へ、つまり「人のいうことには惑わされるなってこと」です。
石橋は叩いて渡ったほうがいいですよ♪
発注者からこの作業は安く思われている。おまいら気をつけろー!
制作会社はただいま4月公開へ向けた年度末納品案件が佳境です。
佳境でありつつも仕様変更や追加はつきもの。その際に感じるのは「この作業はけっこう大変なのに、軽く考えられているなー」ということ。
これまでもいろいろな案件において、発注主とのギャップを感じたこともしばしばありますので、
「この依頼が来たら気をつけろ!」という十選を紹介します。
提案
“提案に関する費用は制作会社持ち”というケースは多いのではないでしょうか。
ディレクターが頭を使い、手を動かした時間が『無料』というのも実におかしな話ですが、非常に軽んじられているのも事実。
さらに提案を進めていくと、
- 上のものが判断するには、トップページの絵がないと
- どのような動きになるか見ないとわからない
- 別パターンを見てみたい
と受注前の要求はとめどなくなってしまいます。
※この傾向は大企業よりも規模の小さい企業の方に多いように感じますね
そのため、
「☓☓までは受注前にご提示いたします。以降については発注後の対応とさせてください」
と示しておくこと。
後出しになるとお客さんもそんな話は聞いていないとなってしまうので、早めに伝えておくのがよいでしょう。
スマホ、タブレット最適化
最近のサイト構築のご相談では、高確率で「スマホ・タブレットでも見えるように」というご依頼をいただきます。
これもまたお客様が簡単に考えている作業の1つ。
またWPtouchなど導入するだけで最適化されるプラグインの登場により、さらにその傾向が強まりました。
その際に伝えていることは、
- このプラグインをいれるだけで●●みたいなサイトに見えるように成るわけではないですからね。
- スマホ用にもう1つサイトを作るって気持ちで考えておいてください。
機種ごとのチェックも大変ですしね。
ここはちゃんと言っておきましょう。
プラグイン
ここ1-2年でWordPressが浸透し、依頼元の企業の担当者さんなどで個人的に使っているなどのケースも増えてきました。
このようにちょっと使ったことがある担当者さんに多いのが、「☓☓ってプラグインを使えば実現できる→なんでこれに費用がかかるのか?」という質問
確かに無料のプラグインを入れれば実現できますが、「プラグインを入れることは無料ではない」とびしっと言いましょう。
プラグイン同士のバッティングはもちろんのこと、プラグインをバシバシ導入したことによる機能低下(速度低下)は以前から言われていることです。
- プラグインは使うが、市井に転がっているプラグインをポイっと入れるわけではない
- 必要な開発や調整を行う
と伝え、見積もりにビシっと加えておきましょう
問い合わせフォーム
Webサイトに必要な機能の1つにあげられる問い合わせフォーム。
これもまた軽く扱われているものの代表格です。
問い合わせフォームは作業工数ベースで見積もった場合、15-20万円くらい見積もらないといけない作業です(チェックなども含め)。
お客様の価値ベースではそこまで見積もれませんが、見積もり項目に入れておかないと作成フォーム数も機能も当たり前のように追加依頼で膨らんでしまいます。
お客様はかなり簡単に考えていると想定して、打ち合わせに望むことをおすすめします。
ラフデザイン作成
1で紹介した”提案”に絡みますが、「ラフでいいからデザイン作って」という依頼もプロジェクトの初期のころによく出るもの。
「ラフなら無料か?」という疑問も腹の中にあるわけですが、ここ注意したいのは
- ラフデザインをいくつももださなければならなくなること(別案を出してという要求)
- ラフ案のはずなのに修正作業が加わってくる(「ここを別の色に変えて」という要求)
という可能性が高いこと。
「3案ラフをご提示しますからその中から1つを選択してください」「修正については発注後とさせてください」などあらかじめ伝えておくのがよいでしょう。
画像選定
アイコンやイメージ画像も企業サイトなどではよく利用します。
素材集やフリーの画像であれば、確かに利用料は無料です。
しかしそれを探す、選ぶということは無料ではありません。
あらかじめ無料で使える範囲も示しておいたほうが、よいでしょう。
イラスト作成
お客様から、ご自身で書いた手書きのイラストなどのラフデザインを提示された場合は要注意です。
イラスト作成がけっこう費用がかかると思っていないケースが多いようです。
見積もりまでに、通常のデザイン作成と比べて1.5-2倍程度コストに違いが出ることを示しておいたほうが、「なんでこんなに違うんだ」とならなくてよいようです。
ブラウザ対応(主にIE6)
コーディングもWordPressの組み込みもすべて終わり、あとはチェックしてもらうだけ、という最後の最後ででてくる落とし穴です。
「うちの会社のPCで表示が崩れているからちゃんとしてよ」
・・・IE6は対象外と言ったろう。
追加費用で対応します、となるのですがここも軽く見られていることが多いようです。
そもそも工数がかかるから除外している(その割にメリットは少ない)わけですが、普段できていることができないということへの不満は非常に強い反応となります。
・対象ブラウザがあるのであればその明示
・対応する場合のコスト
などは提案時に示しておいたほうがよいようです。
進行管理
我々ディレクターの本業ともいえるのがこの進行管理。
高確率で軽く見れれています。
・デザイナー、コーダー、エンジニアの取りまとめ
・意思伝達
・打ち合わせ
・スケジュール管理
など挙げればキリがありません。
軽く見れられる理由にお客さんから見えづらいというのはあるでしょう。
スケジュール表、タスク管理表、チェックリストなどの提示やこまめな連絡や打ち合わせにより、「なるほどこれはディレクターとして任せてよかった」とご満足いただけるはずです。
バックアップ(運用)
「バックアップはしてくれるんだよね」という軽い一言にゾッとした経験はないでしょうか?
「もちろんできますよ、その分の費用はきちんと見ておいてくださいね」とビシっと言いたいもの。
特にWordPressで情報ポータルなど複雑なサイト構築の場合はバックアップもその復旧も技術・工数が必要なもの。
これまでの静的サイトのように考えているお客様も多いため、軽く考えている可能性もあります。
保守、サポートの1つとしておさえておきたいところです。
著者情報
- 東京のWeb制作会社 30代ディレクター。特技:昼ビール、まくしたて、気配消し、上野アメ横、早寝早起き、恋のから騒ぎ、花見、温泉卓球
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