経営者なら知っておきたいソーシャルメディア活用の意義

2012.10.23 | この方法お勧めです!
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どうも 聖徳太子が定めた、冠位十二階において最も上位の大徳に位置していたのに、昨今では欲求不満の色と言われるパープルです。普段の仕事はWEB制作におけるディレクターをやっています。

今回は企業のソーシャルメディア活用をテーマとします。ソーシャルが広まるに従って、「これからは人の繋がりが重要」みたいなことも言われていますね。具体的な手法や、ネガティブ要素はひとまず置いておいて、企業がソーシャルを使うことのメリット、人同士が繋がることでどんな良さがあるのかをシンプルに伝えようと思います。特に「ソーシャルを企業として活用したい!」とお考えの方々にお送りいたします。

言いたいことは、一つ
ソーシャルを使えば、爆発的にアクセスが増える可能性がある!ということです。

では早速説明をはじめましょう

■Facebookやtwitterをどのぐらいやってますか?

昨今専門書も随分たくさん出ておりまして、見ない日は無いぐらいですが実際に利用されますでしょうか。

・とりあえず始めてみたら、懐かしい旧友から連絡が来た。
・なんだかプライバシーをさらけ出すのは抵抗がある。
・操作方法がどうもわからず、とっつきにくい

などなどの感想はよくよくお伺いいたします。
もし、全く触ったことが無いということであれば、以下の内容はとてもわかり難くなりますから、まずはログインしてみてください。そして1人でも2人でもいいので、友だちになってみてください。なによりも触ってみて体感することがソーシャルのうまい活用の近道です。すでにうまく活用している事例にも触れる機会となるはずです。

■普段何気なく眺めるタイムライン。それこそが最重要

それぞれのサイトにおいて、いろいろと目に行くところはあるかとおもいますが、ひとまず中央部に表示されるタイムラインに注目してください。友達になっていると、その友達からの最新情報が表示される部分です。

よく使う人であれば、このタイムラインを一日になんどもチェックされていることでしょう。友達が多い人ですと、見きれないぐらいの量の情報がタイムラインを流れていくわけですね。

■いいねやRT(リツイート)

その中に例えばこういうのがたまにありますよね。

xxさんがいいねしています。

xxさんからのリツイート

友達が何か、良い情報を見つけたとして、それに「いいね」や「RT(リツイート)」した場合、その情報は友だち経由で、自分のタイムラインにも表示されます。

■情報を知る可能性が増える

ここがソーシャルの面白いところです。
例えば自分の業界に詳しい人と友達になっていれば、重要で面白い情報を、その友達経由で知ることができる。そういった可能性が増えますね。

ちょうど巨人軍が日本シリーズに進出したようですが、巨人軍びいきの人が友達におおければ、ニュースなどを見なくても、巨人軍が勝ったんだなということがわかります。結果として、家に帰ってからビデオで試合を見るといった楽しみはなくなるかもしれませんが。。。

■これまでは検索エンジン経由が主だった

この友達経由でまわってくる情報が自社の情報だとすると、どうでしょう。
これまで、企業が情報をインターネットをつかって発信するためには、ホームページに記載することが主でした。ただこれだと、よっぽどその企業のことが好きで定期的に見てくれる人か、検索エンジン経由でしか見てもらえる可能性はありませんでした。

■これからはソーシャルで閲覧の可能性を増やす(拡散させる)時代

それが変わります。
ホームページに掲載した情報をFacebookやTwitterにも掲載してみたとしましょう

ここでは例としてFacebookをあげています。
何かのキャンペーンの告知を発信した場合です。

もともとホームページに掲載された状態で10人ぐらいしか見てないとします。
見てもらえる可能性は当然10人です。

Facebookに掲載することで、自分の友だちが30人いたとすれば、その30人にも見てもらえる可能性が増えます
見てもらえる可能性10人+30人

30人の友だちの一人が、すごくFacebokを使っている人で、1000人ぐらい友達がいるとして、その人が
掲載した記事をいいねした場合は、さらに1000人にも見てもらえる可能性が増えます。
見てもらえる可能性10人+30人+1000人

1000人はいなくても友達の30人にはそれなりに友達もいるでしょう。もしかしたら1000人のうちの一人はまた1000人ぐらいの友達がいるかも知れません。
見てもらえる可能性10人+30人+1000人+無限大

※Facebookの場合、実際には内部のEdgeRankなどが関係するため、必ずしも友達のフィードにでてくるとは限りません。利用者側でコントロール可能ですし、コミュニケーションの度合いなどによって露出の程度は変化しているようです。

■7回のRTで閲覧される可能性が1万以上に!

今度はTwitterでの実例を見てみましょう。

最初のつぶやきでは2回のRT(リツイート)があって、結果3.9K。つまり3900人に見てもらえる可能性があるということが表示されています。

次のつぶやきでは、7回のRT(リツイート)があり、今度は10.4K。なんと10400人に見てもらえる可能性があるということなのです。

単純に検索エンジン経由で1万回記事を見てもらうことがどれだけ大変かは想像できるかと思いますが、それをソーシャルはいとも簡単に達成してしまうポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。

■情報の拡散が重要

このように、情報が面白かったり、思わず友達に教えたい!投稿者を応援したい!という情報であれば、自ずと「いいね」や「RT(リツイート)」による拡散が広がるということになるわけです。

じゃあ、実際にどのようにすれば、友達を増やすことができるのか?拡散する仕組みを動かすことができるのか?というと
・企業の公式アカウントの作成
・ホームページにソーシャルボタンを追加
・LikeBoxやtwitterウィジェットの掲載
・ソーシャルへの自動投稿

などがあります。

もちろん弊害もあります。もしかしたら何かのきっかけで炎上してしまうかもしれません。炎上するほど閲覧数が増えるならまだ良いのですが、幾ら宣伝を掲載してもだれも「いいね」や「RT(リツイート)」をしてくれないかもしれません。

次のキーワードは、ソーシャルは面白いあるいは役に立つ情報でないとRTもいいねもされないということになります。

これから先の方法やノウハウについては、追々WP-Dでも取り上げてまいります。また次回をご期待ください。そしてもちろん、WP-Dも公式のFacebookページがあります。よろしければ「いいね」してくださいね。ブログの更新のお知らせ以外にも、記事裏話や、記事になりきれなかった短めの投稿も随時更新中です!

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