ディレクターとしてデザイナーに指示を出す時に気をつけている事

2012.08.22 | 制作あるある
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要点について

今回の目標地点を明確にします。
クライアントが何を望んでいてこちらがどういう意図で作っていくのかを共有します。

方向性について

デザイン案の方向性について3方向ぐらいは指示します。
クライアントが理解できるライン、少し背伸びしたライン、無難なライン等。
提案のできるデザイナーには余白をもってお願いする場合もあります。
色のバリエーション展開しか出来ないような、引き出しの少ないデザイナーの場合は、一部他のデザイナーにお願いする場合もあります。提案力大事です。

素材について

必要な要素を用意します。
画像素材やテキスト等なるべく完全原稿の形で渡せるようにします。
画像素材についてはイメージソース的なものをピックアップしてデザイナーに選んでもらう場合もあります。

期限について

最終納期の2日前ぐらいに〆切を設定します。
何かしら抜けや問題があった場合などの対応も可能になります。
※基本的に納期に間に合わないデザイナーにはお任せできません。

修正指示について

どういう意図でどこを修正してほしいかをしっかり伝えます。
クライアントの気変わりも多々あるので、その際にも一度「こういう意図ですか?」と確認してから指示を出すようにします。

ディレクターとして

指示を出す際に、いかにクライアントの意図を汲み取れるかが大事だと思っています。
自分で考えるタイプ、常に成果を求めるタイプ、適当に丸投げタイプ、深く考えずに感覚だけで言うタイプ、支離滅裂タイプなど様々なタイプの担当者をいかに早い段階で認知し、その人に合わせた打ち合わせが出来るかも重要だと考えます。