海外のテーマを超簡単に日本語化する超手抜きな方法

2012.08.09 | この方法お勧めです!
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こんにちはブラックです。

WordPressの公式テーマディレクトリで配布されてるテーマを使おうと思ったら、日本語化されてねーじゃんっ!ってことはよくありますよね。

通常、テーマを日本語化するにはgettextとかわけわかんないツールを使って、ごりごり日本語化するわけですが、そんなんわかんねーし、滅多にやらないから勉強する気もないもんねっ!ってかたも大勢いると思います。

今日は、そんなあなたのための必殺技をご紹介。

【1】 超手抜きな方法

親テーマのディレクトリの中を探すとlanguagesってディレクトリがあると思います。

その中を開くと、.potとか.poとか.moってファイルがありますよね。

これらのファイルがテーマを翻訳するためのファイルです。

このディレクトリの中に、Twenty Elevenテーマのなか(wp-content/twentyeleven/languages)にあるja.moをコピーしちゃいましょう。

あら不思議、たったこれだけで、ほとんど(笑)が日本語化されました!

ただし、この方法だと、親テーマのアップデートがあった際に英語に戻っちゃうので要注意です。

【2】 やや手抜きな方法

上の方法では、テーマがアップデートされた時に、英語に戻っちゃうという欠点がありました。

こんな手抜きな方法を紹介してる私が言うのも何ですが、アップデートをしないという選択肢はあれなので、親テーマがアップデートされても大丈夫なように子テーマに、翻訳ファイルを仕込んでしまいましょう。

こんどはややめんどくさいですが、それでも5分もあれば完了する程度の作業です。

1. テキストドメインってやつを調べる。

こまかいことはさておき、翻訳ファイルを適用するには、テキストドメインというのを調べる必要があります。

このテキストドメインは、テーマのstyle.cssのヘッダーの中にありますので、そこからさがしましょう。

たとえば、The Bootstrapテーマなら以下の様な感じ。

/** style.css
*
* Theme Name: The Bootstrap
* Theme URI: http://en.wp.obenland.it/the-bootstrap/
--- 中略 ----
* Text Domain: the-bootstrap
* Domain Path: /lang

下のほうに、Text Domainって行がありますよね。その値の “the-bootstrap” がテキストドメインです。

2. functions.phpに以下の行を挿入

次は子テーマのfunctions.phpに以下のような記述を入れてください。

load_theme_textdomain(
'ここにさっきのテキストドメイン',
dirname(__FILE__).'/languages'
);

3. 翻訳ファイルをコピペ

最後に翻訳ファイルをTwenty Elevenからパクっちゃいましょう。

手順は、まず子テーマのディレクトリ内にlanguagesというディレクトリを作ってください。

そしてwp-content/twentyeleven/languagesの中にあるja.moを、languagesディレクトリにコピーしちゃいましょう。

おー、これで最初の方法と同じように、ほとんど(笑)が日本語化されました!

 

ところで、ほとんど意外は英語のまんまなんだけど…?

そんな時は子テーマに決め打ちで書いちゃいましょう。^^

参考

親テーマ(Twenty Elevenなど)のアップデートで日本語がぶっ飛ぶのを防止する。 | firegoby

著者情報

WPD-Black
お腹の中は黒いけど乳首はピンクのブラックです。
普段はプラグインとか作ったり、あんなサービスやこんなサービスに携わってます。