こんにちはブラックです。
WordPressの公式テーマディレクトリで配布されてるテーマを使おうと思ったら、日本語化されてねーじゃんっ!ってことはよくありますよね。
通常、テーマを日本語化するにはgettextとかわけわかんないツールを使って、ごりごり日本語化するわけですが、そんなんわかんねーし、滅多にやらないから勉強する気もないもんねっ!ってかたも大勢いると思います。
今日は、そんなあなたのための必殺技をご紹介。
【1】 超手抜きな方法
親テーマのディレクトリの中を探すとlanguagesってディレクトリがあると思います。
その中を開くと、.potとか.poとか.moってファイルがありますよね。
これらのファイルがテーマを翻訳するためのファイルです。
このディレクトリの中に、Twenty Elevenテーマのなか(wp-content/twentyeleven/languages)にあるja.moをコピーしちゃいましょう。
あら不思議、たったこれだけで、ほとんど(笑)が日本語化されました!
ただし、この方法だと、親テーマのアップデートがあった際に英語に戻っちゃうので要注意です。
【2】 やや手抜きな方法
上の方法では、テーマがアップデートされた時に、英語に戻っちゃうという欠点がありました。
こんな手抜きな方法を紹介してる私が言うのも何ですが、アップデートをしないという選択肢はあれなので、親テーマがアップデートされても大丈夫なように子テーマに、翻訳ファイルを仕込んでしまいましょう。
こんどはややめんどくさいですが、それでも5分もあれば完了する程度の作業です。
1. テキストドメインってやつを調べる。
こまかいことはさておき、翻訳ファイルを適用するには、テキストドメインというのを調べる必要があります。
このテキストドメインは、テーマのstyle.cssのヘッダーの中にありますので、そこからさがしましょう。
たとえば、The Bootstrapテーマなら以下の様な感じ。
/** style.css * * Theme Name: The Bootstrap * Theme URI: http://en.wp.obenland.it/the-bootstrap/ --- 中略 ---- * Text Domain: the-bootstrap * Domain Path: /lang
下のほうに、Text Domainって行がありますよね。その値の “the-bootstrap” がテキストドメインです。
2. functions.phpに以下の行を挿入
次は子テーマのfunctions.phpに以下のような記述を入れてください。
load_theme_textdomain( 'ここにさっきのテキストドメイン', dirname(__FILE__).'/languages' );
3. 翻訳ファイルをコピペ
最後に翻訳ファイルをTwenty Elevenからパクっちゃいましょう。
手順は、まず子テーマのディレクトリ内にlanguagesというディレクトリを作ってください。
そしてwp-content/twentyeleven/languagesの中にあるja.moを、languagesディレクトリにコピーしちゃいましょう。
おー、これで最初の方法と同じように、ほとんど(笑)が日本語化されました!
ところで、ほとんど意外は英語のまんまなんだけど…?
そんな時は子テーマに決め打ちで書いちゃいましょう。^^
参考
親テーマ(Twenty Elevenなど)のアップデートで日本語がぶっ飛ぶのを防止する。 | firegoby
著者情報
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お腹の中は黒いけど乳首はピンクのブラックです。
普段はプラグインとか作ったり、あんなサービスやこんなサービスに携わってます。
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