どもパープルことメガネことオオグシです。今回WP-Dの新たな企画の1つとして録画コンテンツを始めようと計画をたてまして、CMUの主催などで活躍中のデザインサテライツ小島さんと一緒にインタビューをさせていただきました。
今回の主役は 下北沢オープンソースCafe マスターの河村さんです。下の写真はインタビューの中でも登場するリブライズについてソトコトに掲載されているページ。河村さんは右側です。
リブライズ 〜すべての本棚を図書館に〜 というサービスを現在展開中です。
インタビューでは、大学時代 → フリーランス → オープンソースへの取り組み → コワーキングとの出会い → コワーキングオーナー → リブライズ と半生を順々に語って頂いてます。どの話もとても興味深いです。1時間と長い動画ですが、ぜひぜひ聞いてみていただきたく、最初に動画でも私が言っていますが、寝る前などにゆっくりビールを片手に見ていただければなと思います。
動画の下に、抜粋ですこしだけ書き起こしもおこなっております。あわせて御覧ください。
動画の中から抜粋
大学時代
- 論文の挿絵を制作する仕事をしていた
- 鳥の歌を研究しながら、人の言語学の起源を探っていた。
- でも動物アレルギーでした。
コワーキングとの出会い、そしてオーナーに
- オープンソースの勉強会の場所を毎月セッティングするのが大変だった。
- そんな時に出会ったのが、コワーキングスペース
- コワーキングに出会った時、とても自然だった。出会った後は、もう無いことに違和感を感じるほど。
- オープン直後に震災
- 場所を借りるということよりも、学生寮の食堂の延長のように使ってほしい。
- QuickTimeを作った人やStack Overflowを作った人がきた。
- 震災後の節電のためにエアコンをシェアしようというムーブメントもきっかけになってCafeに人が集まりだした。
- もともと、水回りもトイレも無い、只のガレージだった。(アップルと一緒)
- 「いつか行きたいとおもってた」というような人が増えた
部室について
- Cafeとしてオープンソース奨励賞をもらったことをキッカケに、もっとオープンソースに積極的に取り組みたいと思った
- そのためには人があつまる部室が必要だ。ということで部室が始まった。
- You やっちゃいなyo !
- 部室の盛り上がりは大体2ヶ月 その先を追ってはいけない。
- 最初の美味しいところだけやればいい
- でも美味しいところだけやってると儲からない
- でも楽しいならいいんじゃないかな。だから好きにやればいいとおもう
- 2回が苦手なんです
- 翌日の営業開始まで洗い物をしない?
- 飽きっぽいのはダメだけど、それでもいい場所があってもいいじゃない
- 続けないと、オープンソースという名のつくカフェが世界からなくなってしまう
リブライズについて
- コワーキングにある本の貸し借りを可視化したいとおもった
- たまに会う人達同士のコミュニケーションの間を本という媒体は取り持つことができる
- コワーキングと本は相性が良い
- 人が集まると本が集まる。本が集まると人が集まる
- 集まっている本を見れば、そこの雰囲気、集まる人が予想できる。そしてその本が好きな人があつまる
- 事前の調査やマーケティングは一切してなかった
- コワーキング以外でも、人が緩くあつまる場所では、本の貸し借りが望まれていることが予想以上にあった
- 例えばJoJo好きなカフェを巡る旅行があってもいい。もちろん世界中でも。
- 世界中に本のコミュニティーがあっていい
- 世界を!と狙うのではなく、近所のカフェで起こっているようなことが、世界中であったら楽しそうだよね。
- キャッチコピーから、世界を本棚にしないとおかしくない?とさえ思ってきた
- 美容室にも置いてある雑誌で、方向性がわかるよね。
- 本の組み合わせによってなんとなくわかる場の雰囲気がおもしろい
- インテリアやイベントで雰囲気をつくるよりも、本棚はだれでも簡単にはじめられて、より雰囲気をつたえられる。
- 本は多様性があるのに、だれにとってもその本は1冊。共通の認識があるのに、個性がある。
- 本はすごいメディア! あるいみディスプレイ内蔵。しかもすぐに貸せる
とても楽しいインタビューになりました。河村さん長時間のお付き合いありがとうございました。またOSSにうかがいますー。
録音環境については大幅に改善の必要性があるなと感じました。今後、専用のマイクを購入するもしくは、他の音がなるべく入らないようなところでインタビューするなどしてみたいと思います。こういうふうにしたら改善できるよ!といったようなご意見もtwitterやFacebook等でコメントいただけると嬉しいです。
取材は高田馬場にあるコワーキングスペース CASE Shinjuku(ケイスシンジュク)にて行いました。とてもおしゃれで、広くて居心地の良い空間です。今回は通称檜舞台と呼ばれている、ちゃぶ台のスペースにてインタビューを行いましたが、もちろん普通の椅子と机のスペースもあります。電源はもちろんコーヒーも飲み放題。オススメですよ。
さて、このようなインタビューを1日通しでやるイベントが5月末に有ります。
WP-D Fes #02 Interviews in Members と題しまして、わたくしメガネが、最前線で活躍するIT系のプロの方々に、仕事の流儀やターニングポイントなどをインタビューします。ただいま、参加登録受付中です!ぜひご参加くださいませ。