WordPressにFacebookのようなSNS機能が付けられる!BuddyPressで出来ることまとめました
今年こそはBuddyPressを日本でも流行らせたいです。 こんにちは!WPDクリアです。
プログラマー35歳定年説だ、WEBデザイナーでも出来るSSHだ、Windows Azureだ、基本WordPressと関係無いネタばっかりで
『お前本当にWordPressやってるのか』
的クリアですが、今日は語ろうじゃないか!
WordPressプラグインの中で今最もアツイ(私の中で。)SNS構築のBuddyPressについて!
そもそもBuddyPressって何?
BuddyPressとは、
『WordPressにFacebookみたいなSNS機能をつけちゃおうぜ!』
という超大がかりなプラグインです。
日本語版チームもあるんだよ
日本語の情報がまだまだ乏しいBuddyPressですが、日本語版チームもあり、これからの活躍に期待。
BuddyPressの基本的な機能
ユーザー同士のメッセージのやり取り お友達機能 グループ機能 いいね!機能
など、Facebookにある基本的な機能がWordPressに付けられるものだと思って下さい。
BuddyPressで使えるプラグイン
BuddyPress上で使う専用のBuddyPressプラグインもたくさんあるんです。その一部を紹介しますね。
BuddyPress Media
BuddyPressサイトから 画像・動画のアップロードをPCはもちろんiPhoneやiPadからもアップロード出来るようにしてくれるプラグインです
BuddyPress Media
Social Login, Social Sharing, Social Commenting and more!
Twitterのアカウントはもちろん、Facebook、Google+、(とにかく色々)を利用してBuddyPressのユーザー登録が出来るプラグインです。
会員制サイトとしての可能性が広がりますね。
Social Login, Social Sharing,・・・
実は他にも紹介したいプラグインがたくさんあったのですが、無くなったのか何なのか、WordPressの公式からダウンロード出来ないので紹介は控えることにしました。
SNSサイトしか出来ないの?
『SNSサイトをわざわざ作るメリットって何?』 『SNSサイトしか出来ないの?』
と、そもそもBuddyPressの利用価値はもとい、自分でわざわざSNSサイトを作るメリットって何さ?という意見も多いはずです。
もちろん、BuddyPressはSNS構築プラグインなんだけれど、ユーザーごとのマイページが大変よく出来ているんです(と思っています)
・ユーザーの新規登録 ・ユーザーのマイページ ・パスワードの変更 ・ユーザーのアイコン画像の登録 ・ユーザーのメッセージのやりとり ・いいね!した履歴
これらユーザーのマイページの基本的機能が予めそろっているんですね。
確かに、色々プラグインを組み合わせればこれらは実装出来るのですが、BuddyPress単体で出来る というのは大きなメリットかなと。
日頃CMSを各媒体ごとの仕様に合わせて自作することが多いのですが、作る→デバック→修正する→デバック で、労力が大きいんです。
なので、ユーザーの基本的な導線をあらかじめ確保してくれているBuddyPressは本当に素晴らしいプラグインだと思うんですよ。
BuddyPressでこんなサイトが作れるよ。
海外ではBuddyPressの利用が盛んで、ニッチなSNSサイトやお料理のレシピサイトがあったり、SNSに限定せず色々作られているんです。
Tasty Kitchen
お料理のレシピ投稿サイト。
レシピを投稿したり、またレビューを書いたり、評価をしたり、SNSの枠を超えていますね。BuddyPressの参考サイトとしてよく取り上げられるサイトです。
Children Sketches
子供の書いた絵を共有するサービス。男の子の写真が常に邪魔をして全体的にサイトが見にくいにが玉にきず。
BFJC
日本のBuddyPressサイト。ゲームのコミュニティサイトなのかな?
マルチサイトとも仲良しなんだよ
マルチサイト登録の様子
BuddyPressはマルチサイトとも仲良しなんです。
マルチサイトの許可の設定をしてあげればユーザーの新規登録時に 各ユーザー毎のマルチサイトの作成が可能で、
マルチサイトを所持しているユーザーであればマイページにもその旨表示されます。
WordPressにマルチサイトの許可の設定さえしてあげれば、マイページに表示すること、新規登録時にマルチサイト新規作成のフォームが表示されたりなどはBuddyPressのデフォルトの機能として備わっているのです。
例えばこんなサイトが作れるかも。
BuddyPressはユーザー同士のコミュニケーションが出来るけれど、マスターから投稿される記事はあくまで普通のWordPressの記事であることには変わりないわけです。
クリップ集サイト
投稿記事に『いいね』を実装することでユーザー毎に自分だけのクリップ集が作れる。
求人サイト
マスターからは求人情報を流す
ユーザー(求職者)は情報を『いいね』してクリップする
ユーザーから別のユーザーに対してメッセージを送って お仕事依頼をする
マイページには詳細なプロフィールを登録する
もちろんニッチなSNSサイトを作るのには持って来いなんだけど、ゲスト投稿機能(wp_insert_post)と使って 投稿機能を各ユーザー毎に実装してあげれば、
ユーザーの投稿型のさまざまなサイトが作れるってことです。
不必要な機能はマスター管理画面から簡単にOFF出来るから、サイトごとに使いたいBuddyPressの機能だけ使えばよいので、SNSに限らず、
会員制サイトの様々な可能性を秘めている
それがBuddyPressなんです。
BuddyPressの今後(期待)
たぶん ここまで読んでも『やっぱりFacebookでいいよ』という意見も多いと思います。
ですが、
日頃WordPressに慣れたユーザーがBuddyPressを導入するのは比較的容易なことですし、徐々にではありますがBuddyPressプラグイン・テーマも増えつつあります。
BuddyPressで普通のSNSサイトを作ることを想定しているだけでは道は開けないと思うんですが、
SNSサイトの利用方法に限らず、優れた会員向けサービスの提案をしていければ 今後日本でももっとBuddyPressの利用者が伸びると思うんですよね。
BuddyPressは、WordPress+αだからいいんだよ!
そんな訳で本年度は 日本でもBuddyPressの利用者を伸ばすための活動をクリアはしたいと思います。
あ、今回は時間無くてオチ用意してません。ごべんなさい。