下手な鉄砲は数打たないで、確実にあてましょう

2012.10.10 | この方法お勧めです!
スポンサードリンク

「最近家から出てないでしょ?なんか肌の色がどんどん白くなってる気がするよ」などと言われているWPD-Whiteです。こんにちは。

今日はサイトの記事やブログのエントリーなどをより効果的に人に届けるための方法を紹介します。昔の人は言いました、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」と。いやいや、そりゃ当たりますわ(笑)。問題は当てるためにしているその行為が無駄であったり、かえって逆効果になることもあるよ、ということです。

相手のことがわからなければ話になりません

最近はソーシャルなサービスも増えまして、やたらとブログの記事へのリンクが埋め込まれたポストもみかけます。書いてる人や運営側の立場で考えれば、告知することで流入を増やしたい、認知をあげたい、そんな目論みがあるのは理解できます。

でもまぁ、それを受ける側になって考えてみるとどうでしょう?欲しいとも言ってないのにやたらと届くメルマガ、面白い情報や新しい情報を求めてフォローしてるのに出てくるのは同じ記事へのリンクばかり…。

嗚呼、心当たりはありませんか?心象的にはどうでしょう。メルマガだとフィルタでゴミ箱直行、たとえばTwitterならアンフォローとかね、容易に想像できます。

まずは、送りつけられる側の気持ちにたって考えましょうね。

見てもない時間に送るほどアホなことはない

毎日毎日山のように届くメール、多くの人をフォローして滝のように流れるタイムライン、活動時間外の変な時間に送りつけたらそれはどっかに紛れ込んでしまいます。よほどそのブランドやサイトが好き、その人の書く内容が好き、そんなことでもなければわざわざ追いかけてまで見ることもないでしょうし、メールボックスから見落としたメールを探すなんてことはしません。

できることなら、多くの人が活動していて、割と暇でメールやタイムラインを眺めてる時間帯に投下する方がまだ効果的です。月曜の朝なんて、会社勤めの人なら大概朝礼やら会議で席を外していることも多いものです。そんな時間に送るぐらいなら、会議が終わるお昼前とか、ちょっと時間をもてあましそうなタイミングが良いに決まってます。それは夕方から夜にかけてもそう。

会社帰りに飲んだりご飯食べてる19:00-22:00の時間に送りつけるぐらいなら、退勤前の時間帯やむしろ帰ってきて寝る前までの間の方がまだ良いかもしれません。たとえば、週の真ん中の水曜日はほかの平日と比べると飲食店は割と混んでいますよね。となったら、水曜の夜はちょいと遅めにずらしましょうか、とか考えられます。

もちろん業種業態にもよりますが、そういった人の動きはWebサイトのアクセス状況なんか見ていてもわかりますよね?なんのためのアクセス解析でしょうか。

活動時間を見極めて効果的に放り込むのです

Newsletterみたいなメルマガもそうですし、Twitterのようなソーシャルメディア、いずれにしても開封率やクリック率があがる時間帯というのは、統計的なところでレポートも出ていたりします。もちろん必ずしもそれに合致するわけではないですが、そういうレポートや資料もひとつのガイドになります。

tweroid

仮にソーシャルメディアを使って何かを告知したいな、と思ったら、そういったガイドラインを参考にしつつ、自分のフォロワーさんたちが積極的に活動している時間を狙いましょう。たとえばTwitterであれば、アカウントを見てくれているフォロワーさんの大まかな活動時間帯は「Tweriod」などで調査することができます。あとは、その時間帯にうまく照準をあわせてポストする、と。

Buffer

自動投稿には有名な「Buffer」なんかを使えばいいですし、TweriodはBufferと連動して調査結果から導き出された時間を投稿時間に指定することが可能です(いや、そんなの手動でいいんですがねw)。

Socialyzer

また、最近では「Socialyzer」なんてのもできてます(15日間は無料のお試し期間)。こちらは、アカウントを登録することで自動的に効果的な時間に投稿内容を割り振ってくれるものです。その投稿時間の割り振りをみてると、まぁなんとも言えませんが(笑)。

※ちなみにFacebookなんかはEdgeRankなんつーもんも影響しますし、フィードの表示は使う側がコントロールできるので、ページに投稿された内容の閲覧状況なんかを見ながら考えた方がいいかもしれません。

下手な鉄砲を数打ってもいいけど、どうせやるなら少しでも確率を上げながらも嫌われないですむ方法、できればポストする手間を減らすことを考えるのがいいですよね。

とはいっても、やっぱり中身が一番大事なとこなので、それはそれでちゃんと多くの人に魅力あるものを提供するに超したことはありません。

余談

そういえば、Instagramで55,000+のフォロワーを抱える日本人がいるんですけどね。その昔Like数で露出が高まるというシステムの特性を利用して、多くの人の投稿に埋もれず目に付きやすい時間帯に(それも時差を使いながら)わざと投稿していたみたいなんですね。ずるいですよね(笑)。