寡兵(少ない兵力)で負けない戦を展開する方法

2012.12.17 | 収益化
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どうもどうも、こんにちは。WP-Limeです。
Limeって黄緑色らしいです。色決めの時に、Facebookを見ていなかったら、空いている色が無くなっていて黄緑色になってしまったということで、いやぁ、意外に慣れてみると馴染んでくるので、まあ、個人の主観とはそういうものだなぁと思っている派です。

さて、持ち回りで月に1回書いている、このブログですが、
1回目の記事は、
案件の価格決めをどうしているのよ?
2回目の記事は、
IT勉強会を自分で主催するメリット・デメリットと、それらを有料or無料で開く判断。
3回目の記事は、
支払サイト&入金サイトについて考える。
4回目の記事は、
Twitter Bootstrapを使って短時間でWordPressテーマを作る。
でした。

第5回目の今日は、ちょっと趣向を変えまして、
「寡兵(少ない兵力)で負けない戦を展開する方法」
というタイトルで記事を書いてみたいと思います。

念のため書いておきますと、
ここで言う、寡兵(少ない兵力)とは、もちろん実際の兵士の数ではなくて、経営資源(リソース)、よく言う「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」のことです。
また、戦とは、もちろん実際の戦争ではなくて、別にビジネスで無くても良いのですが、何かを行おうとアクションを起こしてその分野で活動することを、ここでは指します。

なお、寡兵で戦わざるをえない時に、参考になるSFアニメがあります。
銀河英雄伝説というアニメに出てくるヤン・ウェンリーという登場人物です。誤解を恐れずに言いますと、ヤン・ウェンリー的な戦術が取れれば、勝てなくても負けることはないと思います。負けなければ負けないので、おそらくは負けることはないでしょう。
個人で活動されているフリーランスの方や、個人規模の会社経営者の方など、活動を展開する際に、経営資源(リソース)のどこかがボトルネックになる傾向が多い際に、実現に至るにはオススメと、個人的には考えています。

え?何?急にどうした?という人や、もしも気になる人がいましたら、
銀河英雄伝説 – Wikipedia
ヤン・ウェンリー – Wikipedia
ヤン・ウェンリーとは (ヤンウェンリーとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
あたりを読むと、イメージが沸くかもしれません。

もしそれ以上の興味がありましたら、Blu-ray-BOXやDVD-BOXも今は出ているようです。

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銀河英雄伝説 DVD-BOX SET1

ただし、4つBOXセットなので、全部買うと、20万円を超えます。はっはっは。番外編を入れない本編だけでも、全110話✕約30分あるので、本当に興味がある人だけということで。

ここでは、ヤン・ウェンリーの名言を踏まえて、寡兵で負けない戦を展開する方法について、考えてみましょう。

戦術レベルにおける偶然は、戦略レベルにおける必然の、余光の破片であるにすぎない。

対等の条件で戦っ­たら、などと仮­定する事自体無意味­だね。5分と5分の­条件を揃えるのが戦­略だ。戦略を無視し­て戦術を論ずるなど­、実際の戦争ではあ­りえない事だ。ローエングラム候­の凄い所は、その戦­略において常に5分­以上に持ち込んでし­まうところにある。­彼はいつも、敵と戦­う前に勝利している­んだ。

まず、前提として、戦略として寡兵(少ない兵力)にならないようにして、戦術的にも成功する、というのが王道ということです。

固い信念なんてものは、かえって信用がおけないね。だいたい戦争なんてものは固い信念を持ったもの同士が起こすのだからね。

信念を持つことは大切ですが、時には信念を持たないことを信念とすることで、柔軟に対応できることも、たまにはあるかもです。

戦場に着くまでは­補給が、着いてから­は指揮官の質が、勝­敗を左右する。世の中で一番有害­なバカは、補給なし­で戦争に勝てると考­えているバカだ。

何事も補給路が大切です。

できる事と、でき­ない事がある。用心­しても、だめな時は­だめさ。

その時は諦めましょう。

相手の予測が的中するか、願望がかなえられるか、そう錯覚させることが、罠の成功率を高くするんだよ。落とし穴の上に金貨を置いておくのさ。

敵の望む事を汲ん­で乗ってやる、その­のち反転。油断した­敵を撃破。敵の美点­、長所を利用する。­敵の思考パターンに沿った行動を予測し­て、その方向にわざ­と動かしてやる。こちらが一次的に­有利になったからと­いって喜んで動くと­敵の策略にはまる。戦略を読め。予測­内の思考をするのは­凡人。予測を超える­思考ができて名将だ­。

まあ、敵対する関係前提の発言で日常生活にそのような状況はそうそう無いわけですが、応用的なこととしての交渉事としては何かの参考になる場合もあるかもしれないですね。

それにしても人類というのは、決断したくないときに決断しなくていいのなら、人生というのはどれほど薔薇色に包まれていることだろう。

会社の代表者とか、フリーランスとか、判断の連続ですよね。

正しい判断は、正しい情報と正しい分析の上に、はじめて成立する。

武田信玄も同じようなことを言っていたとか言っていなかったとか、そんな感じだったと思います。

これが名将の戦いぶりというものだ。明確に目的を持ち、それを達成したら執着せずに離脱する。

ミッターマイヤーとロイエンタールが目的を果たしてサクッと離脱した時のお話。

自分でコントロールできる範囲の金銭は、一定の自由を保障する。

いやはや、確かに。このセリフは、ヤン・ウェンリーではなく父親のヤン・タイロンのお話です。

私が嫌いなのは、自分だけ安全な場所に隠れて戦争を賛美し、愛国心を強調し、他人を戦場にかりたてて後方で安楽な生活を送るような輩です。こういう連中と同じ旗のもとにいるのは、耐えがたい苦痛です。

リスクを自分で取って活動している人は、リクスを自分で取った経験の無い人のアドバイスは、とても良いアドバイスもあるかもしれませんが、時として笑顔で聞き流すことがあるかもしれないですね。

不向きなことを克服するのに時間と労力を費やすほど、人生は長くない。

近いことで、30歳になるまでに自分の興味の持てる仕事に就けたら幸せ的なことを言っている人がいたような気が確かします。

以上となります。

シュワルツ・ランツェンレイター的な展開をするタイプには向かない行動原理かもしれませんが、そうではない展開をするタイプには向いていると、個人的には思います。


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と、まあ、ここまで書いて読み直してみて思ったのですが、寡兵(少ない兵力)で負けない戦を展開する方法のイメージがあまり伝わらなかった感じかもしれません。

名言からの抽出だとあんまりイメージが沸かなかったかもしれませんが、このSFアニメを参考に、例えば、自分の運営サイトを制作して、広告収益を得たりする際には、ヤン・ウェンリー的な戦術は有効な場合も多いと、個人的には考えています。

またお話する機会がありましたら、その時に。
それでは、また1ヶ月後にお会いしましょう!