WordPressを使って、安全に手間をかけずに運用したい

2012.12.12 | 覚えておきたい
スポンサードリンク

WordPress Advent Calendar 2012の12日目担当の記事として投稿します。

こんにちは。私の季節がやってきました、ホワイトです。

巷では、「AWSのEC2で網元!」がブームのようですね。確かに簡単便利ですからね、私も仕事にプライベートに使わせていただいてます。とはいっても、結局サーバとWordPressの面倒をみることに変わりはありません。たとえば、「サーバのことはあまりわからないし…」「運用コストも従量制なんでしょ?」とかってことが導入の障害になっている方もいるでしょう。

また、「お客様のWordPressの管理も更新も自分でやらなきゃいけないだけど…、でも運用コストがなかなか出してもらえない(理解してもらえない)」なんて悩みを抱えてる方も世の中のどこかにはいらっしゃるはず。

WordPressを使うのはいいけど、古いまま放っておくのはよろしくないのは当たり前。外部から攻撃できるような脆弱性なんかがあった場合は、きちんと対処しないと…なことになります(でも、その費用はもらえない…涙、とか)。

そんな状況下での最強?の手段は、「WordPressで静的なHTMLを配信する」という動的生成の特徴をまるで無視した運用の方法があります。と、そんなこと言い始めると「他の何とかってCMSでいいじゃん(ギャハ)」みたいなことを言われるかもしれませんがね、まぁいいじゃないですか(笑)。

外部から攻撃する対象がないのは比較的安全です(サーバ自体が乗っ取られたらそれは知りませんw)。ローカルに構築したWordPressなら、外から攻撃を受けることもありませんからね。

生成されたファイルは、WordPressから自動でアップロードするもよし、Gitを使ってバージョン管理しながら更新されたファイルだけをプッシュしても良いでしょう。EC2が使えなくても、同じAWSのS3でホスティングしてしまえば費用も抑えられます。

「予算がなくて…」と嘆く前に、そういったコストがかからない方法を見つけ出して運用するみたいなことも考えた方がいいですね。静的なファイルを生成するプラグインには「Really Static」などがあるようですよ。

Really Static

とまぁ、今日はそんな感じで簡潔に締めておきましょう。

おまけ: BackboneとUnderscoreか、そうかそうか

あ、そうだ。WordPressの3.5がリリースされたそうですね。なんだか中には「Backbone.js」と「Undescore.js」が含まれてるとか。そういえば、この「Pitchfork」というサイト、3.5ではないですがバックエンドがWordPress+Backbone.js(+Undescore.js)の構成のようですね。

Pitchfork

右上にあるmp3再生しながらページ遷移すると、曲が止まることなく裏でリクエストなげてページが遷移するし、ソースをじっと見るとテンプレートの部分に「_.」ってのも見えるのできっとそうなんでしょう。仕様的な話はこちらのブログに書いてあります。