アクセスがたくさん集まるブログを作るための12の心得(とりあえず)

2012.12.03 | この方法お勧めです! | 文章術 | 覚えておきたい
スポンサードリンク

はいはい、どうも。収益化担当のゴールド(1ヶ月ぶり3回目)です。今年ももう12月ですねー。今年も特に何事も無く歳だけ一つ増えていきますねー。と、自分の何もしてない感を書き続けてるとどんどんテンションが下がっていくので、今年の集大成的な感じで一つ気合を入れて記事を書いていこうかと。

こう見えて僕の収入源の主となっているのはブログからの収益でございましてですね。で、直接的にGoogle AdSenseやアフィリエイト系のお金を稼ぐ記事を書いても良かったんですが、そもそもブログにアクセスが来なければ収益なんて発生しないわけで、じゃあどうすればアクセスが集まるのかって言うと、やっぱり役に立つ内容を分かりやすく解説して上げ続ける必要があるわけですよ。

そんなわけで、今回は地味な話かもしれませんが非常に大切なポイントを書きたいと思います。(あ、ちなみに僕の拙い文章の雰囲気がカモフラージュされるだろうという策略で、アイキャッチに爽やかな女性を載せているのは内緒です。)

1.好き、あるいは得意なジャンルについて書く

これ思いっきり当たり前の事なんですが、収益ということが頭の中を回り始めると意外とできなくなってしまいます。このジャンルだとAdSenseのクリック単価高いんだよなーとか、この商品は報酬額が高いから書いてみようかなーなんて。

基本的に検索であなたのブログにやってくる人は、検索したテーマに関する情報を求めています。あなたがWordPressのことを調べたくて訪問したブログが文章の書き方なんて解説していたら薄っぺらかったら、サクッと別のサイトを見に行きますよね。

言葉は悪いですが「馬鹿になれるくらい好きなこと」をやり続けることが大切です。AKBでもガンダムでもゲームでもなんでもいいんです。時間を忘れて没頭できるぐらいのモノをテーマにすることで、あなたの情熱や躍動感が感じられる文章になります。そんなブログには自然と人が集まってくるもんです。

自分、別に好きな事も得意なことも無いんだよなーっていう人は、(そもそも無理してブログを始める必要なんて無いんですが)どうしてもやりたいというのであれば、自分の過去を振り返ってみましょう。子供の時好きだったこと、仕事で経験したことなど、必ず何かはあるはずです。最初に得意分野を把握しておくだけで、その後の展開は非常に楽になってきますので面倒くさいですがしっかりやっておきましょう。

2.誰に何をどうやって伝えるか

「なぜそのブログをあなたが始める必要があるのか」「誰にあなたのメッセージを伝えたいのか」「どのような表現手法であなたのメッセージを分かりやすく伝えるのか」ということを考えてみましょう。

ブログを始める理由なんてなんでも構いません。備忘録として記録に残しておきたい、美味しいランチを食べたので紹介したい、自分の持っている知識・経験をシェアしたい、同じ趣味の仲間と交流したい、お金を稼ぎたい、自分の思想を広めていきたい。最初はこのような理由で充分です。ブログを更新し続けていくと、次第にあなたの考え方やキャラクターが文章ににじみ出てきます。それがあなたの個性ですし、その個性を受け入れてくれた人がブログのファンになってくれます。

でも、みんながやってるから、なんとなく楽しそうだから、楽に稼げると聞いたのでなど、始める理由が弱いと長期間更新を続けるのは難しいですし、メッセージ性も弱くなってしまいます。「なぜ自分なのか」という事を意識しておくだけで不思議な事に文章の雰囲気が変わってきます。ですので、なにか一つで構いませんので自分らしさをそのブログの中に込めてください。

次に誰に読んでもらいたいか。いわゆるターゲット設定です。自分が書いていて楽しければ良いというのであれば別に決める必要はありませんが、この記事をここまで読んでいるということは、アクセスアップや収益性アップなどなにかしら自分のブログを強化したいと考えているはずです。僕は多くのブログを見てきていますが、意外とこの「誰に伝えるか」という点を意識して書いているブログは少ないです。

例えば「銀座に勤務していてランチの場所を探している会社員」や「勤務時間外でいかに自分の時間を上手に創りだすか悩んでいる会社員」、「新しい技術の実装をしたいと考えているプログラマー」、「アクセスアップの方法を探しているブロガー」、「アフィリエイトで稼いで会社を辞めたいと思っている人」等々、世の中には多種多様の考えを持っている人が存在します。こちらもターゲット層向けに書こうと意識しておくだけで、表現方法が変わってきます。

最後にどのような表現手法を使うかを考えておきましょう。文章を書くのが得意な人は文章でメッセージを伝えれば良いですが、苦手な人は文章にこだわる必要もありません。写真やプレゼンテーションツールを活用したり、動画を活用したりすれば良いのです。自分の出来ることと読み手の立場を想像し、相手に自分の言いたいことを伝えるにはどのやり方が最適なのかを考えておくと、読者に優しいブログができあがります。

3.あなたのことは誰も知らない

あなたが芸能人や有名人なのであれば日々の生活を書いてもいいでしょう。ただ、全然知らない人のランチや日々の出来事を読んであなたは楽しいですか?普通に考えたら、僕たち一般人の日常に興味を持っている奇特な人は数少ないはずです。では読者が求めているのは何でしょう?

それはもちろん知識や情報、面白い話です。だからこそ、わざわざ検索エンジンで調べたり、FacebookやTwitter、Google+などのソーシャルネットワークでシェアされた内容を読みに来るのです。せっかく何かの縁であなたのブログに訪問してくれた人が、このブログの内容は役に立たなかった、面白くなかったと思ったらすぐに帰ってしまうでしょう。現代は情報に溢れているので、つまらない・役に立たないブログに長居するほど人は暇ではありません。

まず最初のうちは、あなたのブログを訪れて良かったと思ってもらえるような内容を考えて投稿しましょう。単なる日常を書くのではなく、ブログのコンセプトを決めて役に立ちそうな情報を書く。自分がやってみて便利だったこと、昨日読み終わった本の感想、ちょっとした豆知識など、あなた自身にしか書けないような内容を記事にしていきましょう。また、あなたにとっては当たり前のことでも、他の人からしてみたら初めての話ということもあります。あなた自身の経験や知識の中から、ブログを通じて新しい価値を提供できるような内容を心がけましょう。

4.一つのジャンルの専門家になる

世の中には様々なジャンルの専門家や評論家が溢れています。あの人たちがなぜその分野の第一人者になれたかというと、自分の好きな事を徹底的にやり続けたからです。そして、そのジャンルの情報をわかりやすく世の中に提供してきたからこそ、節約情報ならこの人、ソーシャルメディアの解説ならこの人、オリーブオイルならあの人といった世間の認識が生まれてきたのです。

落ち着いて考えてもらいたいのですが、軍事評論家なんてミリタリーオタクですし、映画評論家だって映画オタクなわけです。料理研究家も教育評論家も同様です。ただ、その情報を世の中の人たちが欲しがり、自分が知っている情報を世間にわかりやすく提供することにより、その道の専門家となるわけです。

あなたの「仕事や趣味で得た知識や経験」というのは、あなたにとっては当たり前の事でも、知らない人・その情報を調べている人にとってはとても有益なコンテンツになります。自分が経験し理解しているものですから、その内容を分かりやすく、自分の表現方法で、できれば事例を交えて解説してあげれば喜んでいくれる人は必ずいます。特にマニアックなテーマや狭い範囲に絞ったテーマを取り扱うことにより、簡単にその分野の第一人者になることができるわけです。

5.小学生にも理解できる言葉で

オタクや専門家が陥りやすい傾向として、専門用語や業界用語を多用してしまうという点があります。特定のジャンルにある程度詳しい人に対しての内容であれば構わないのですが、情報を求めてくる人は何も知らないと思っておいた方が良いでしょう。

とにかく自分の中の言語力を鍛えましょう。言語といっても英語とかフランス語とか、HTMLやC言語、javaとかそういうのではなくて、業界特有のフレーズを使わずに普段使うような言葉で文章を書く力です。デザインを教える、解説するのにデザイン用語を使ってはダメです。プログラムの説明をするのにテクニカル用語ばかり使ってはダメです。

専門用語や業界用語が多いブログは、その用語を調べるためにまた検索をするという行動を訪問者に求めてしまいます。読者は途中まで文章を読んで理解できなければ、わざわざ用語を調べたりせず別のウェブサイトに去っていってしまいます。そのような残念なことが起きないように、難しい単語、専門用語等はあらかじめウィキペディアや国語辞典で何か別の言葉で置き換えることができないか調べてみましょう。またはウィキペディアの内容を引用として載せてあげたり、リンクを張ってあげても親切です。

6.成長曲線

ブログを始めて最初の1ヶ月はアクセス数を見ない方が良いでしょう。記事を書いても書いても一日5アクセス・・・10アクセス・・・というのを日々見ていると、ブログを書き始めたばかりの人はかなりの確率で心が折れてしまいます。

想像してみてください。毎日、仕事が終わって疲れた身体でネタを探し、一生懸命考えて、1時間ぐらいキーボードを叩き続け、読みづらい箇所は無いか検証し、よし!これはウケる!!と自信を持って公開した記事に人が集まらないんです。そして、これが数ヶ月続くわけです。これは普通に考えたら心が折れますよ。

だから、最初のうちはアクセス数を気にしては精神衛生上よろしくないので絶対にやめましょう。アクセスは集まらないのが普通で、集まったら異常だと思っていた方が気持ちが楽になりますし、記事を書き続けるモチベーションの低下を防げます。

世の中には成長曲線というものがあります。

自転車の練習をしていた時、語学の勉強をしていた時、スポーツの練習をしていた時など楽器の練習をしていた時など、ある一定の時間や練習量をこなすとなぜか一気に上達する場合ってありますよね。時間とともに正比例して上達してくれれば実感があるのでやる気に繋がるのですが、現実的には最初のうちはまったく上達したような感覚はなかったと思います。ただ、ある日突然できるようになっていたという事があったはずです。

これはブログにも言えて、記事が増えてきた、文章が上達してきた、内容に厚みが出てきたなど数々の要素が積み重なって、アクセスアップや収益アップに繋がるのです。初めて記事を書いた時より、10記事の時の方が、30記事の時の方が記事の深みや書くスピードは間違いなく向上しています。それが目に見えた結果に繋がるには多少のタイムラグが有るということを認識しておきましょう。

7.石の上にも三年

昔の人はよく言ったもので、他にも続けることの重要さを表すことわざがいろいろあります。「千里の道も一歩から」「塵も積もれば山となる」「涓滴岩を穿つ」などなど。とにかく一つのことを続けることによって見えてくる世界もありますし、結果に繋がっていきます。

さすがに1つのブログを3年とまでは言いませんが、100本ノックの気持ちで、毎日1記事ずつ3ヶ月更新し続けることができれば必ず何かしらの結果が出ます。アクセス数が伸びたり、収益が出たり、記事を書くスピードが上がったり、ネタを見つけることに困らなくなったりと結果の種類は人それぞれですが、まずは歯を食いしばってでも続けましょう。

逆に3ヶ月(毎日ではなくても)書き続けられないと思ったら時間の無駄になるだけなので、何か別に楽しく続けられるような事をやった方がいいでしょう。

これは僕の感覚値ですが、1年前で50%、2年前で20%、3年前で10%程度の人しかブログを書き続けていないと思います。そして、毎回新しいメンバーに入れ替わっているはずです。ただブログを書き続けているだけで、勝手に周りが居なくなっていくのです。普通に考えたら、いまブログを書き始めたばかりの人より、1年間ブログを書き続けた人の方が技能は高いですよね。2年3年続けばさらに磨きがかかっているはずです。

続けるということは単純なことですが、とても困難なことなんです。そして非常に重要な能力です。書き続ければ書き続けるだけあなたの能力は向上していきますので、結果が出ないからと簡単に諦めずにやり続けて下さい。そしてライバルは勝手に消えていきます。

8.視点を変える

よく、ブログを更新するネタがありませんという声を聞きます。ネタが無くなってしまうことにより次第に更新が滞っていき、記事を書かない事が日常になり、結果的にブログを止めてしまう人が多いです。第1項で書いたように、一晩でも二晩でも話し続けられるような好きな事をテーマにしていれば、早い時期にネタが無くなるということは無いはずなのですが、それでもネタが無いというのであれば別の立場や視点に立ってみて物事を見てみると別の世界が広がるかも知れません。

I.他人の気持ちになってみる
ブログを書く際に、読者だったらどのような情報が欲しいだろうか?と思ってみる。買い物に行ったら、店員さんはどのような事を思ってこの商品を勧めてきているのか?と想像してみる。エレベーターに乗ったら、なんでこの人達は上部の階数表示を見ているのか考えてみる。部長はいつも怒っているけど、実は僕の事が好きなんじゃないかと妄想してみる。

II.多方面から事象を見てみる
例えばグラスを想像してみてください。人によっては透明の長細いグラスを想像する人も居るでしょうし、ロックグラスを思い浮かべる人も居るでしょう。ビールジョッキを思い浮かべる人もいるでしょう。そのグラスを上から見るとどうでしょう?形状は丸になりますよね。そのグラスを横から見るとどうでしょう?形状は四角になるはずです。トリックアートなんてまさにそうですよね。一枚の絵が壺のように見えたり、人が向かい合っているように見えたり。老婆に見えたり、後ろを向いている女性に見えたり。このように一つの物でも頭の中でのイメージは人それぞれで、なおかつ見る角度によってまったく別の説明内容になります。このような観念を日常の生活内に取り入れてみてください。

III.自分の中の常識を疑ってみる
自分の中の常識なんてとても小さな世界の出来事です。会社へは電車で行くものという常識を打ち破り、タクシーで行ってみたらどうなるか。もちろん、電車よりお金はかかりますが体力は温存でき、車内で本を読んだりパソコンを弄ったりできます。そして会社に着いたら注目を浴びることでしょう。

もちろん最初から大きな非常識さにトライしろと言っている訳ではありません。こんなことやったらおかしいよな?と自分で思うことをちょっとだけ思い切ってやってみたらいいんです。意外と人は自分のことなんて見てなかったりしますので、一歩二歩、自分の中の常識から踏み出してみても全然気付かれない事が多いです。でも、その常識からの踏み出しはあなたの中では大きな変化です。いきなり大きな事をしようとせず、一歩一歩枠からはみ出てみると視野が広がり、今まで考えもつかなかったような物の見方が身に付きますよ。

9.違いこそが価値になる

前項で人と違った視点を身につける方法を書きました。この内容を書いたのはネタを見つけ出す以外に、もう一つ意図があります。それは人との違い・差を明確にし、あなたの独自性を際立たせることが今後さらに重要になってくるからです。

日常生活で考えてみて下さい。例えば本を買う時、すでに自分の知っていることが書いてある本を手に取りますか?ただただ普通の日常生活が放送されているテレビ番組にチャンネルを合わそうと思いますか?

人は自分との違いや差にこそ興味を持ちます。バラエティ番組に出演するような一般人は、何かしら突き抜けたキャラクターや経験があるからオーディションに受かるのです。タモリさんはただ散歩するだけでも、普通の人とは違った視点で街を見ているので番組が成立するのです。自分との差異が大きければ大きいほど、その人に対しての興味関心も大きくなるのです。

ブログにアクセスが集まらないと悩んでいる人は、他の人と同じような内容を載せていたりしませんか?一つの事象を大多数の人と同じ視点で見て、そのまま記事にしていませんか?そのような一般的な内容のブログをわざわざ読みに行きたいと思いますか?他人との違いを恐れずに、むしろ他人との差こそが価値になるということを認識し、あなた独自の見解を交えた記事を書いていきましょう。

10.カテゴリを跨げ

世の中というのは小さなカテゴリ、コミュニティが寄り添い合って構成されています。家族というカテゴリ、町内というカテゴリ、クラスメイト、部署、会社、サークル、ブロガー、アフィリエイター、ライター、漫画好き、読書好き、映画好き、海外ドラマ好き、マラソン好き、自転車好き、自動車好き、Facebook、Twitter、Google+などなど、挙げていけばキリがないほどのカテゴリが存在します。日常では意識していないかもしれないですが、ちょっと例を挙げただけでこれだけのカテゴリがあるのですから、あなたの周りにもこのような状況があるわけです。

そこで振り返って欲しいのですが、あなたは居心地のいいカテゴリにずっと居続けたりしませんか?生き物というのは自分の居心地の良い場所にずっと居続ける傾向があります。なにせ楽ですからね。でもそれって勿体なくありませんか?

いきなり全く正反対のカテゴリに入ってみろとは言いませんが、週刊少年ジャンプが好きな人だったらマガジンを読んでみる。マクドナルドが好きだったらバーガーキングに行ってみる。このように隣合うようなカテゴリを覗いてみる事で、全く違う体験や共通するポイント、両者の違いなどを感じることができます。もう少し枠を広げて、ハンバーガー業界の店を全て回ってみてもいいでしょう。この比較自体もネタになりますし、成功している店舗の共通点を見つけることもできるでしょう。自分の居心地の良い小さなコミュニティに閉じこもっているだけでは決して得ることができない体験を、カテゴリの壁を越えることで学び取ることができるのです。

自分の属するカテゴリの中に解決策が見つけられなくても、隣の隣のカテゴリの知識を活用したら簡単に解決できてしまったということは日常生活でもよくある話だと思います。営業部だけで話し合っていてまったく進まなかった顧客管理の仕組みが、システム開発部の人間に相談したらすぐに解決したというような話ってありますよね。

要は特定のジャンルの専門知識を持っている人が、それを一般の人にわかりやすく噛み砕いて解説してあげる事で「専門的⇔一般人」というようにカテゴリを繋ぐことができます。あなたの持っているマニアックな知識を説明するときにも、この点を意識して書いてみると喜んでくれる人もいるでしょう。英語が得意で日本文化に詳しい人であれば、海外に日本文化を紹介するブログを運営してみてもいいでしょう。英語は世界で一番使う人が多い言語ですから英語で書かれているブログは多いですが、日本人が地元の人しか知らないような文化や情報を「英語」で提供していくというブログは多くありません。このように2つのカテゴリ、ジャンルを繋ぐことでさまざまなチャンスは生まれるのです。

11.全力を尽くしても完璧は求めない

当たり前のことですが、記事を書く時はその時の最大のパフォーマンスで書いてください。不思議な事に、手を抜いて書いた文章は読者に伝わります。普段、全力で書いているのにもかかわらず、たまたま手を抜いてしまった記事を初めてあなたのブログに訪れた人が読んだらどう思うでしょうか?おそらく「つまらないありきたりな」文章だと思われ、その後、あなたのブログに来てくれる可能性は低いでしょう。

例えばレストラン。たった一回の手抜き(おいしくない)料理でそのお店の評判は簡単に下がってしまいます。しかも最近はソーシャルメディアの発達により口コミの広まるスピードは以前とは比べ物にならないぐらい早くなっているため、あのお店はおいしくないという評判がすぐに広まってしまいます。レストランは他にもたくさんあるので、忙しい現代人はマズイという噂が立っているお店にわざわざ足を運ぶことはありません。その結果、お客さまは減っていくことでしょう。

これってブログと似ていると思いませんか?「昨日飲み会だったから、今日は適当でいいや」という状態で記事を書くぐらいなら更新しないほうがマシです。記事を書く時は、常に新しいネタを仕入れて、あなたの頭の中でしっかり料理して、読者に楽しく読んでもらえるように心がけましょう。

ただし、全力を尽くすことと完璧を求めることは全く別です。完璧な文章を求めるあまり、記事が書けなくなってしまうというのは意味がありません。最初から、誰もが満足できるような完璧な文章を書けるような人はこの世には一握りしかいないと思います。なぜなら、あなた自身は成長や変化をし続けるからです。その時点であなたの書ける最高の記事であったとしても、完璧な記事ということではありません。自分自身が全力を尽くしたという記事が書き上がったら、安心して公開してください。その積み重ねが、どんどん記事の精度や面白さ、個性を成長させていくはずです。

12.それでもアクセスが集まらない理由

ここまで注意しながらブログを運営していてアクセスが集まらないということはあまり無いと思いますが、それでも、それでもアクセスが集まらない場合はどのような理由があるのか考えてみました。

一つ目の理由は「つまらない」ということ。いきなり手厳しい要素で心苦しいのですが、まだ文章の内容に尖りが無いんだと思います。現在はソーシャルメディアが浸透してきたので、運営期間が短いブログでも面白い視点や尖った内容が書いてあれば勝手に拡散されるような世界になってきています。ソーシャルメディアを上手に活用すれば検索エンジンに頼らなくても1日数百のアクセスを集めることは簡単です。数ヶ月間ブログを運営していてアクセスが集まらないということは、やはりそのブログに魅力が感じられない場合が多いです。この場合は少しずつでいいので自分の殻から出て、いろいろな経験を積みあなた自身の独自性を強めていきましょう。

二つ目の理由は「文章の意図が伝わってない」ということ。使っているフレーズや単語が理解できなかったり、ブログのレイアウトが変だったりやフォントが小さくて文章自体が読みづらかったりして、せっかく書いた文章の内容が読み手に伝わっていない可能性があります。文章を読み返してみて、あるいは第三者に読んでもらって分かりづらい・読みづらい箇所を修正するだけでも反応が変わる場合もありますので、一度チェックしてみましょう。

三つ目の理由として「そもそもの市場規模が小さい」という点が考えられます。要はニッチ・マニアック過ぎるということです。扱うテーマの範囲を少し広げてみて、一般受けするような内容を追加していくと効果が見込めます。一からまったく違うテーマを取り扱うブログを始めても良いんですが、せっかく積み上げた情報を無駄にするのは勿体無いですのでまずはメインテーマに付帯するような内容を書いてみて下さい。新テーマでブログを作りなおすのはそれからでも遅くありません。

アクセスが集まらないブログには何かしらの理由が必ずあります。その理由を見つけ出すこともあなたの能力を高める手助けをしてくれますので、気持ちを折ることなく一つ一つ原因を究明してみて下さい。

そんなわけで、ひとまず12項目書いてみましたー。まだネタはあるので、評判が良かったら続き書きます(来年に)。