WordPressを使ってのマネタイズ手法を考える

2012.10.31 | 収益化
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はいはい、どうも。収益化担当のゴールドです。毎回(とはいっても2回目の投稿ですが)、月末に出番が回ってくるのは締め日前に一稼ぎしろということですか、そうですか。

ちなみにブログを使ってお金を稼ぐということに嫌悪感を示す人もいらっしゃるんですが、実際、ブログの運営にはサーバー管理費や、役に立つ情報をわかり易く解説するために参考書籍を買ったりと、意外とお金がかかっているもんなんです。しかも新入りの僕みたいなペーペーは時給500円程度ですが、このWP-Dの裏ボスであるパープルさんとかPurpleさんとか紫たんが一記事書く時間をお金に換算するとそりゃもう叙々苑游玄亭で食べ放題ぐらいの時給が発生するわけです。

例えが悪かったのでマジメに書くと、僕は価値が生める人にはそれに応じた報酬があって良いと考えています。アプリやプラグインの開発者、デザイナー、難しい文章を分かりやすく噛み砕いて解説してくれる人、いろいろなノウハウを提供してくれる人などなど。好きだから開発したり文章を書いたり教えたりするという人が多いと思いますが、ぶっちゃけ、自分の提供している価値ががお金になるんなら嬉しいですよね。

お金がすべてではないですが、開発や更新のモチベーションの一つになることは間違いありません。もちろん、ありがとうとか参考になりましたという言葉もモチベーションが上がります。

そんなわけで、今回のネタはWordPressを使ってどうやって収益を上げていけばいいのかのお話をしてみようかと思います。

ブログ単体での収益化

この場合はGoogle AdSenseかアフィリエイトか純広告を掲載するかの方法があります。

AdSenseの場合、収益は「ページビュー x 広告配置位置 x 広告のサイズ x ブログテーマ」でほぼ決まります。

ページビューを上げるには、ひたすら参考になる記事を積み重ねていく必要があります。良記事を書き続けることによりブログにファンが付きリピーター化してくれるとともに、参考になるブログという印象を与えその人のブログにリンクを張ってくれる場合があります。そうすることによって、結果的に検索エンジン対策になり、各種キーワードで上位表示がされてさらに訪問者を呼び込むことができます。うん、ナイス好循環。

そして地道にがんばっていると、時折、記事がバズって書いた本人が一番((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルするようなアクセスを呼び込むこともあります。参考→売掛金回収!少額訴訟してみたよ←この記事だけで40,000PVぐらい発生してます。

ページビューが増えることでAdSense広告の内容に興味を持ってクリックしてくれる人が増えるというわけです。そして広告はなるべく目に付く位置に大きく配置することでクリック率を向上させることができます。

一番効果的な位置は各記事の上部、次が各記事の下部です。最近は300 x 250サイズ(これだとスマートフォンで閲覧しても横幅が収まる)や336 x 280サイズのレクタングル広告が流行っていますが、個人的には728 x 90サイズのビックバナーが最強だと思っています。レクタングルたと縦が長いので、記事を読むまでにワンスクロールさせなければいけない場合が多いのですが、ビックバナーは縦が90ピクセルなので、縦移動が無い割に巨大サイズなので目立つというわけです。

ブログテーマというのは、要は広告単価が高い分野とかクリック率が高い分野とかいろいろあるんですよ。ちなみにITリテラシーが高い分野はクリック率低め(´д⊂)‥ハゥ

僕が個人で運営しているサイトは広告サイズに合わせてメインカラムの横幅を740ピクセル、サイドバーの横幅を310ピクセル(300サイズの広告を貼りたいため)、計1050ピクセルというかなり横幅の広いブログになっていますが、まぁ、最近のパソコンは解像度が上がっているから大丈夫かなぁと。ただ、728サイズのAdSenseを貼るとレスポンシブの場合は表示が崩れますので、表示端末に応じての条件分岐が必要になります。

続いてアフィリエイトの活用です。代表的なものを挙げると、Amazonや楽天、A8.net
リンクシェアバリューコマースあたりですね。アフィリエイトというと( ̄д ̄)エーって顔をする人も多いですが、日本語訳すると「提携」で要は個人の販売代理店です。別にアフィリエイト自体は怪しい仕組みじゃないんですよ。売ってる商品が怪しい人は結構居ますが。

で、アフィリエイトを利用する場合は、そのブログに親和性の高い商品やサービスを「時々」紹介するということ。WP-Dで言うならば、WordPress関連書籍やドメイン取得、レンタルサーバーなんかが親和性が高いですね。報酬率が高いからといって間違えても美顔器なんか紹介しちゃいけません。だって読みに来てる層の興味関心が違うんだから。

就職関連の記事がメインのブログであれば就職サイトや転職サービスの紹介、家電レビュー記事が多いのであれば家電の紹介など、普通に考えれば当たり前の商品を紹介するだけです。でもね、そうでないブログって多いんですよ。報酬額が高いから、なんか流行ってるみたいだからといった表面的な理由で自分で買ってもいない商品やサービスを日々紹介している。これ、買いたいって思いますかね?

あともう一つやめた方がいいのが、サイドバーにAmazonの商品バナーや、なんか関連性のよくわかんないバナーをペタペタ貼ること。格好悪くてみっともないし、そもそも効果無いからすぐ外して!商品の使用感やメリット、デメリットも書かないでバナーだけ貼って売れる商品なら僕が貼るわ!!僕は10年ぐらいアフィリエイトも研究していますが、そんな商品は1~2種類しか見たことありません(いやー、あれはオイシかった)。

基本的に、きちんとしたおべっかではない記事を書かなければ商品は売れませんので、そのあたり頭の中に入れておいた方が良いでしょう。

なお純広告は、広告を掲載したいと思う企業が直接問い合わせフォームなどに連絡が来ますので、連絡が取れる手段は何かしら用意しておきましょう。とはいっても、これはあまり多くないので依頼が来てさらに広告のフィーも大きければラッキー程度で考えておけば良いかと思います。

プラグインやテンプレートを売る

WordPressはオープンソースなので、そのプラットフォームを利用して金稼ぎするんかいと憤る方もいるかも知れません。でも、しっかりとした価値を提供できていれば、そこに対価を支払いたいという人は少なからず存在します。僕は技術者やデザイナーではないので、欲しい機能を作ってくれるのであればお金を払います。

特に僕が欲しいのはWordPressのテンプレートです。どんなテンプレートが欲しいかというと、

・レスポンシブで自動的にスマートフォン対応
・メインカラム740ピクセル、サイドバー310ピクセル
・サイドバーの位置を左右変更可能
・PC、スマートフォンのデバイスに応じて、広告の表示切り替え機能
・ウィジェットでサイドバーやフッターの内容を簡単に変えられる
・フォントサイズやタイトル画像が簡単に変えられる

こーんな感じですかね。デザイナーやプログラマーからしてみると、「え、こんなこともできないの?」と呆れると思いますが、僕を筆頭にほとんどのブロガーやアフィリエイターはデザインに関しての技術力は著しく低いです。あぁ、言っちゃった・・・(ホントのことだけど)。海外でかっこいいテンプレートを探してきても、実際に日本語で使ってみたらフォントがいやーんな感じになって、心が折れていくのです。

だからこの手の機能が盛り盛りだくさんで、デザインを数パターン用意しておいて、マニュアルも整備してくれて、わかりやすく販売してくれればそれだけでウハウハだと思いますよ。自分のサイトに販売カートを設置するのが面倒くさければヤフオクで売っちゃってもいいじゃないですか。

参考までにAmeroadというサービスを作ったクレイジーワークスの村上総裁はヤフオクでサービス自体を150万円で売っています。

http://blogs.itmedia.co.jp/fukuyuki/2012/02/ameroad-693e.html
Ameroadが生まれてから売却するまでの五日間まとめ:村上福之の「ネットとケータイと俺様」

そんなわけで、技術やデザインをお金に変えることだって十分可能ですよっと。

ブログで有名になって講演や書籍で収益化

あらー、これステキですね。

自分のブログで有益なノウハウをどんどん発信してファンを増やし、有料のセミナーを開いたり、企業から講演の依頼を受ける。無料の勉強会でも、もしかしたら参加してくれた人から仕事が貰えるかもしれない。もしかしたら出版社の編集者さんが偶然にもセミナーに来ていて、「おぉ!この人の本なら売れそうだ!」と、トントン拍子で出版まで決まりベストセラー作家になってハワイでロハス生活・・・。って、これ(最後の方以外は)本当にある話ですからね。

よくノウハウをブログに載せていったらパクられるじゃん・・・と心配される人も居ますが、

大丈夫、パクれないから!

たとえ表面的な内容だけパクっても、裏打ちされた技術力まではパクれません。知識と実際にできるということは非常に大きな差があります。あなたのブログでずっと勉強してきた人が、初めて会った人に「同じ事出来ますよー」と言われてその人に仕事をお願いすると思いますか?

ブログはあなたにお願いする理由を作るための発信手段なのです。わかりやすく、丁寧に、相手の立場を考えた言葉使い(専門用語は極力減らす)で記事を書いていく事で、必ずファンがついてきてくれます。その点を忘れずに情報発信を続けてみてください。

(まぁ、パクられちゃったらその程度の技術力だったと思って涙を堪えて精進するしか無いですけどね)

止めない

実はコレ、一番重要。

1ヶ月も続かないようであれば、そもそも時間の無駄なのでやらない方がいいです。最低半年、1年も書き続けられればそれなりのアクセスを集めてくる事ができるようになってきます。みんな、それができないのです。ほとんどの人は3ヶ月も続きません。その場に残り続けるだけで、勝手に周りが脱落していくのです。

だからこそ得意な、そして好きな分野で記事を書き続けましょう。1ヶ月で尽きるようなネタを選ぶのはやめましょう。ネタが無くなって「二郎なう」とか言いながらアブラナシヤサイカラメマシニンニクスクナメの写真なんか載せるのは止めましょう。

収益は結果として発生するものです。

あなたの価値を延々と提供し続けることによって、結果的にお金が発生するのだということを心がけて、世界にあなたの存在を叫び続けてみてくださいね。